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部員日記

棚井将輝 : 漢湯(おとこゆ)

こんばんは。

野村から引き継ぎました、跳躍ブロック3年の棚井将輝です。


野村の言う通り、野村と僕はあまり深く関わったことがなく、部員日記をお願いされた時、僕はいいけど逆に僕でいいの?と思いました。

心優しい野村に、「急にお願いしてすいません」と何度も謝られ、「嫌なら全然断って下さい」と何度も言われましたが、全然嫌じゃないです。回してくれてありがとう。

練習で野村が先輩たちに喰らい付いている所を跳躍ピットからよく見ます。

その優しさと強気な姿勢で、より一層強くなって欲しいと思います。

一緒にがんばろう。



先日、鶴澤、井上、盛岡、幅跳びの方の佐々木、僕で秩父の温泉に行ってきました。

集合写真は佐々木が撮ってくれたので、卒業写真の欠席者の位置に、佐々木の写真も貼り付けておきます。

僕達の代(現3年生)の男子は競走部温泉ブロックを名乗り、今まで色んな温泉を巡って来ましたが、個人的に今回の温泉が1番好きでした。

露天風呂が、よかった。

開放感があり大自然を感じることができました。

是非足を運んでみて下さい。


ふと、日本全国に温泉がありすぎるのでは無いかと感じ、思い返してみると、特に取り柄の無い僕の地元、埼玉県上尾市(僕は愛しています)にすら温泉が4つもあり、もう何処でも深めに掘ってみたら温泉出るじゃん、と思い、陸上だな、と思いました。


陸上選手には様々な特性があり、色々な強みを持った人が沢山います。

十人十色です。

そのため練習方法も人それぞれ違いますし、同じ動きをするにしても、その動きの中での意識も人それぞれです。

そんな中で、自分は何を意識したらいいのか、練習で何をしたらいいのか、沢山選択肢がある中で迷走してしまう事も少なく無いと思います。

僕は、あまりに大きく外れていない限り、どの選択肢を採ったとしても、それを極める事が出来れば強くなれると考えています。

頑張ったのに結果が出なかったという人は、極めるためにかかる時間が膨大な選択肢を採ってしまい、タイムリミットに間に合わなかったということです。

温泉が出る深さは場所によって違い、掘り易さも場所によって違うように、陸上もどの選択肢を採るかによって結果がでるまでの時間や努力度が違ってきます。


大学で陸上を出来るのは、3年半です。

3年半というのは、長いようで、とても短いもので、そのなかで何としてでも結果を出さなくてはなりません。


そのために、何を選択するかしっかり考えることが必要ですし、僕たちよりも先に温泉を掘り当てている先輩方に、掘る場所や方法の助言を頂くことは非常に重要です。

幸い、早稲田大学競走部には温泉を掘り当てている先輩方や指導者の方が沢山います。

先輩方や指導者の方に力を貸して頂き、また自分の選択を強く信じ、ラストシーズン絶対に結果を残そうと思います。



「みんなででっかい温泉を作ろう」




明日は短距離ブロックの鹿毛にお願いしました。

鹿毛はいいキャラをしています。どちらかと言えばいじられキャラで、みんなに愛されています。一見ただ面白いやつに見えますが、本当は陸上に対して熱い気持ちを持っています。

結果を出すことが出来れば、それまでに起きたことは全て意味があるものになります。

鹿毛のこれまでの全てを、自分の手で意味あるものにして貰いたいと思います。


何を書くか悩んだ挙句、無理やり温泉から陸上に話を繋げました。

拙い文章でしたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。

それでは、失礼します。