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部員日記

西徹朗:そう言えば誕生日

 こんばんは。鹿毛から引き継ぎました、ハードルブロック3年の西徹朗です。


 鹿毛は諸事情あってこの2ヶ月半休部をしていました。昨日の彼の部員日記には休部期間中の彼の思いが綴られていました。陸上をする上で競走部という場所がとても恵まれていること、一緒に練習する仲間というものの存在がとても大きかったこと、多くのことに気付いたと書かれています。また、それ以外にも考えたことは沢山あったと思います。周りが練習を積んでいる中自分が練習に参加していないという焦りや、一人で練習することも孤独さなど、多くの試練が彼に降りかかったと思います。それでも、彼はキャンパスで会う時などは明るく振る舞っていて一切の負の感情も感じさせませんでした。そして、それらを乗り越えて鹿毛は戻って来ました。徐々に近づいて来たシーズンに向けて量・質共にハードになった練習にも臆することなく取り組んでいます。彼は競走部という帰るべき場所を得たわけですから、競走部大好きパワーでどんな練習もへっちゃらなのかもしれません。是非とも彼にはこの調子で突き進んでいってもらい、この2ヶ月半を有意義なものにしてもらいたいです。

 そして私は見逃しませんでした。私の名前が最初は“徹郎“と表示されていたことを。どうやら鹿毛から見た私は”朗“らかさが足りていなかったのかもしれません。ゴメンネ…。今よりももっと朗らかさを増して、文字通り徹”朗“として皆んなから認識されるように頑張ろうと思いました。


 

 個人的な話になりますが、先日の日本選手権室内男子60mHで優勝できました。応援ありがとうございました。


 今回室内陸上に出場した理由は大きく分けて2つあります。


1.冬季練習の中で明確な目的意識を持ちたかった

2.自分の現状と課題点を試合に出ることで洗い出したかった


 この2点です。


 1について。冬季練習は長く単調なものになってしまいがちです。特に今までの私は視野が狭まって、練習を1日1日独立したものとして考えてしまうことが多くありました。シーズンを通して戦うことを考えると、このような視野の狭窄は致命的です。その日の練習をその日出せる最大で取り組むことは大事ですが、積み重ねや目的意識がなければそれは意味をなしません。ただ何となく1日1日を過ごしていては技術は向上しません。一貫した目的意識を持つことが重要です。そのため、室内陸上という明確な時期目標を設定することで、冬季練習を通して走りを作り上げるための筋道を立てようしました。


 2について。今シーズンは重要な試合が前半に集中しています。4月の学生個人選手権に始まり、関東インカレ、全日本インカレ、日本選手権と毎月のように外すことのできない試合が目白押しです。一度シーズンに入ってから弱点や修正点を見つけても、弱点の強化や課題の修正が完了する前に次の試合が迫ってしまい、満足に練習を積める期間が少なくなってしまいます。そのため室内陸上に出場し、2月の時点で自分の現状や課題点を理解することで、今後のシーズンの進め方やレースプランを考えやすくなると思いました。


 実際に今回出場を決めたことで、冬季練習での過ごし方、考え方を大きく変えることができ、オフシーズンの中で一貫した目的意識を持って練習に取り組むことができました。また、試合で走ったことで、自分がどういう形でレースを展開するべきか、どこを修正するべきか、試合になって練習と何が変わるかなどを知ることができました。タイムやレース展開は思った通りには行きませんでしたが、それ以上に収穫の多い試合だったと思っています。


 この先も海外遠征を行い、現地で2試合に出場する予定です。引き続き応援よろしくお願いします。


 

 明日は短距離ブロック1年の安心院に引き継ぎました。引き受けてくれてありがとう!

 安心院はみんなから愛されています。親しみやすい見た目、圧倒的な話しかけやすさ、溢れ出す愛嬌など、彼のことが嫌いな人はこの世に存在しないのではないでしょうか。そんな愛されキャラの安心院ですが、グラウンドではそんな姿からは豹変します。彼には圧倒的なガッツがあるのです。自分よりも速い先輩や同期に積極的に食らいついて走り、吐くまで自分のことを追い込む姿や、一度練習の中でダウンした後にどれだけ時間がかかっても絶対にメニューを完遂する姿が印象的です。彼が練習にかける思いは人一倍です。そんな彼の姿は見ていてとても格好良く、普段の親しみやすさからのギャップがあります。練習であじパンを見る機会は少なくなってしまいましたが、それは彼が成長している証であるといえます。是非とも彼にはその人柄だけでなく、走りでもみんなに愛される存在になってほしいと思います。頼んだ!



 最後までお読みいただきありがとうございます。更新が遅れて大変申し訳ございません。皆さんも寒波の到来で体調等崩されないことを願っております。それでは、失礼します。