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部員日記

須山向陽:時間を大切に。

こんばんは。高木から引き継ぎました、長距離ブロック3年の須山向陽です。


昨日の部員日記にもあった通り、高木とはバドミントンの授業で偶然一緒になりました。彼女は、中高バドミントンをしていたこともあり、ショット一つ一つが手本のようで(実際に見本にしてました)綺麗なフォームだったので、かなり輝いていました。普段、部活では裏方として選手のサポートをしている印象なので、バドミントンをアグレッシブにプレーしている姿はすごく新鮮でした。またシングルスしよう。(笑)


大学3年になり、出場したレースは 春季OPの3000mSC、Road of Waseda 5km、上尾ハーフの3本。振り返ると、この1年はほとんど走れませんでした。


実は、大学2年の5月頃から、左足に力が入らない(力が抜けるような感覚)状態が続いています。具体的な症状は、走った後に左の腰が非常に痛かったり、走っていて地面に足がついている感覚が無かったり、真っ直ぐ歩きにくかったり様々です。しかし、この症状が出た当初は、精神面の問題だと考え、特に対策をせずに競技に取り組んでいました。むしろ、「力が抜けるのは仕方ない。その状態でどう走るか」を試行錯誤していました。


そのような状態で初めて迎えたのが大学2年時の上尾ハーフ。1時間4分台と自己ベストの走りをすることができましたが、同時に左脛骨の疲労骨折を発症。左足に力が入らない状況で練習を続け、無理な力が足にかかり続けていたのだと振り返ります。その後は栄養管理や補強トレーニングを取り入れ、約3ヶ月後に競技復帰しました。しかし、1ヶ月後に再び疲労骨折。5月に抜けの症状が出て以来、まともに練習すらできない状態が続きました。


2度目の疲労骨折を経験した後、「二度と同じことを繰り返さない」と決意し、 トレーナーの指導やリハビリに通い、約3ヶ月間、怪我のない身体作りに専念しました。このとき私は、「脛骨疲労骨折の原因を取り除けば、左足の力の抜けも改善するのではないか」と考えていました。そして万全の準備を整え迎えた 8月の夏合宿。


しかし、期待とは裏腹に 左足の力の抜ける感覚は残ったまま。治っていると期待していただけに、言うことを聞かない自分の身体に強い怒りを感じました。


それでも、 夏合宿を乗り越えなければ、秋以降の飛躍は見込めない。そう考え、リハビリを続けながらトレーニングを再開しました。
とはいえ、 力が抜けてしまうので思うように前に進めない、すぐに身体が疲れてしまう、そんな状態でした。


夏合宿を終え、上尾ハーフに向けた練習が始まりました。
しかし、ハーフの練習は私にとっては地獄でした。

というのも、言うことを聞かない身体と20~25kmの間、対話し続けながら走らなければならないからです。練習中はいつも、「前みたいに楽に前に進めて、走り終わってもどこも痛くなければいいな」と思いながら走っていました。


このように、自分の走りができないもどかしさを抱えながら迎えた本番。
結果は 1時間6分台。大学2年時よりも遅いタイムでした。


この結果を受け、ついに意を決し花田さんに相談。「左足の抜けの原因を突き詰め、ラストイヤーは自分の走りをしたい」と伝えました。


そうして始まった12月からの左足の力の抜けを改善のためのトレーニング。原因究明と症状完治のために、競走部のトレーナーをはじめ、 五味さん、リハビリの先生、治療院の先生 など、様々な専門家の意見をもらいながら改善に努めています。


そして現在 2月。少しずつですが原因が分かり、改善の手応えを感じ始めています。


今年はラストイヤー。
もう時間はありません。

3月完治を目標に、自分の身体、そして競技と向き合っていきます。

明日は、長距離ブロックの浅川にお願いしました。

寮の階段に貼ってある部屋割りを見ながら、部員日記、誰に回そうかなと考えていたところ、「須山さん何してるんですか」と浅川に声をかけられました。「これは、浅川くん、部員日記を書く運命だったのでしょう」ということでお願いしたところ、快く引き受けてもらいました。ありがとう!

数少ないスポ科の長距離ブロック教職組(浅川・長屋・須山)なので、これからも色々協力していこう!

 

拙い文章となりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

寒い日が続いていますので、体に気をつけてお過ごしください。



p.s  明日は浅川の誕生日です!おめでとう!!