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部員日記

佐藤広人:人間は考える葦である

こんばんは。浅川から引き継ぎました、長距離ブロック1年の佐藤広人です。


昨日の部員日記にもあったように、浅川とは高校の頃からの付き合いです。合宿や合同練習、レースなどで顔を合わせることも多く、彼が競走部に入ると聞いた時にはとても嬉しかった記憶があります。最近はマネージャーであるはずの彼の走る姿を目にすることが多くなってきました。先日は朝から1人でポイント練習を行う姿も見られランナーとしての意識の高さに感服しました。ぜひとも日本最速のマネージャーになってもらいたいです。誕生日おめでとう。19歳もいい1年にしてね。


新入生リレー以来2度目の部員日記です。前回の部員日記から半年以上が経過しましたが、本当に一瞬のことでした。がむしゃらに生活していたこの半年を少し振り返ろうと思います。

8月に1度大きな挫折を味わいました。連れて行っていただいた妙高合宿で練習について行くことができず、途中で所沢に帰されました。帰りの新幹線は本当に虚しい気持ちで自分の力の無さを痛感していました(実はお財布も痛かったです)。しかしながら、秋シーズンの成長はこの経験があったからだと今では思えます。ここで自分の競技に対する甘さを理解したことで9月10月に続けて5000m(5km)のベストを更新することができたのだと思います。授業期間に入っても練習の量、質を共に上げて行くことができました。

がむしゃらに生活していた中でもひとつだけ意識して続けていたことがあります。それは考えることです。思想家パスカルは「人間は、自然のうちで最も弱い一本の葦にすぎない。しかしそれは考える葦である」という言葉を遺しました。周りと比べた時に力の無い自分が、周りに追いつくために考えることだけは絶対にやめませんでした。今の自分がすべきことは何なのか、時間を有効に使うためにはどうすれば良いのか、といったことを考え続けました。おそらく、生まれてからの約19年間で1番頭を使った半年だったと思います。

年が明けてからは、体調不良や怪我などがあり順調に練習ができているとは言えませんが、トラックシーズンが始まる頃には秋よりも強くなってチームに貢献できるようにしたいと思います。


明日は長距離ブロック2年の安江さんにお願いしました。夏休み以降、安江さんと共に行動することが多くなっていましたが、春休みに入り、ほぼ全ての時間を共に過ごしているのではないかと感じます。最近、日曜劇場の半沢直樹を一緒に観始めたのですが、前半部分は何度か見ている安江さんにネタバレされないかハラハラしながら観ています。普段はのほほんとしている安江さんですが、長い手足から繰り出させるダイナミックな走りは見る人を虜にします。先日の10000mでは大幅に自己ベストを更新し、波に乗っている安江さんの今後の活躍にも期待です。明日はよろしくお願いします。


寒暖差が激しく体調を崩しやすい季節かと思いますが、ご自愛ください。

拙い文章でしたが最後までお読みいただきありがとうございました。これにて失礼いたします。