こんばんは。佐藤広人から引き継ぎました、長距離ブロック2年の安江悠登です。

「やっちん昼どこいくー？」

これが最近の彼の口癖です。懐いた子犬のように、ずっとそばにいます。昨日の紹介文、"安江さん"には大きな違和感を覚えました。そう、全くそんな風に呼んでいないからです。いつも先輩であることを忘れるくらい小馬鹿にしてきますが、親しみを込めてだと信じて許すことにしましょう。あと僕は、のほほんとはしていません。

そんなさとひろですが、競技に関しては大きな期待をかけています。練習には本当に真面目です。夜遅くまで勉強しても僕たちより早く起きて朝練をし、1限から授業に行く。過密な授業スケジュールの合間を縫っては走りに行き、誰よりも遅く帰ってくる。絶対に大変です。それでも1年生の中では上位の練習量を確保し、一切妥協しません。凄いことだと思います。今は授業もなく落ち着いているので、じっくり陸上に集中して、春先活躍してほしいと願っています。一緒にのし上がっていこうね！

-量に勝る質はない-

よく使われる言葉です。特に、僕たち一般組にとっては必要不可欠な考えです。「叩き上げ」と呼ばれた伊福さん菅野先輩も、そのポジションを引き継ぐであろう宮岡さん幸太郎さんも、間違いなく泥臭い練習を重ねた下地あっての成長です。この方達は間違いなく僕の道標になるだろう、と思い、ここ4ヶ月くらいは量に重きをおいて練習しました。まずは月間700km走る、そう決めました。最初はちょっとdownの距離を伸ばしてみたり、少し遠回りして寮に帰ってみたりしました。最近は慣れてきたので、一回のjogの距離も段々と増やしています。

結果はそう簡単に出るものではありません。それでも自身の苦しい境遇とは裏腹に、今陸上が楽しくて仕方ないんです。キツいポイント練習も、普段のjogでさえも本当に楽しいです。この感覚はかなり久しぶりなので、大切にしたいと思っています。来月の立川ハーフ、EXPO駅伝、その先のトラックシーズン、全力で駆け抜けます。

さて、サムネイルのぽんこつ三人衆は現在、神戸・有馬温泉にて羽を休めております。弾丸リフレッシュ旅行というやつです。フッ軽が過ぎますね。練習とoffのメリハリをつけよう、と思い切って珍しく寮を飛び出したわけですが、3人とも鞄に靴とジャージを詰めて。明日の朝もきっと神戸のどこかを走っていることでしょう。(迷子にならないことをただ祈るばかりです)

みんな普段はちょっぴり抜けているのに、練習にはド真面目な3人なんです。奇しくも波長が合っている気がしてしまうのはこのようなところからでしょうか。

ということで、明日は我らが長の幸太郎さんにお願いしました。実は今回の旅、僕とさとひろで全て予定を立て、新幹線を降りるその瞬間まで行き先を伝えていませんでした。寮を出てから着くまで、何処へ連れて行かれるか分からないドキドキを楽しんでいただけたでしょうか。ゆっくり温泉に浸かって、offを満喫してくれたら嬉しいです。

新年のハーフでは63分18秒で走破しました。最後まで箱根エントリー選考に絡み、悔しさを滲ませていただけに、グッとくるものがありました。ラストイヤー、臙脂を着て箱根路を走る幸太郎さんの姿を見たいです。絶対できると思いますし、僕も負けずに食らいついていきます！

最後に、いつも可愛がってくださりありがとうございます。直接だとふざけてしまいそうなので、ここに感謝の気持ちを記しておきます。そしてこれからもよろしくお願いします。

拙い文章となりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。今年は早くも花粉到来の予感がします。皆様くれぐれも体調にはお気をつけてお過ごしください。

それでは、失礼します。