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水野琉之介:始動

こんばんは。田中さんから引き継ぎました、短距離ブロック1年の水野琉之介と申します。
練習後に嵐の如く部員日記を託されました。美雪さんのお話の急展開には毎回振り回されてばかりです。最近のお天気のような先輩ですね。
美雪さんは人のモチベーションを上げるのがとてもお上手です。冬季からお話しする機会が増えましたが、私が走るたびに「今日の走り良かったね!」と褒めてくれます。いつもは恥ずかしくて、つい謙虚な言い回しで返答してしまいますが、心の中ではガッツポーズをしています。美雪さんの言葉があるからこそ、次も良い走りをしようと思える自分がいます。いつもありがとうございます。
「10.45」
これは4月末に開催される学生個人選手権の出場権を得るため、私が残り5日間で出さなければならないタイムです。
私にとって目標というより義務に近い数字ですが、不思議と焦りの気持ちはありません。自分の冬季の成長を確かめることができ、むしろこの機会が非常に楽しみです。 …と胸を張って言いたいところですが、正直不安も感じています。この冬季で間違いなく成長はしています。距離を踏み、技術も磨き、主観的には良い感触です。昨シーズンのタイムを上回る練習も増えてきました。それでも、心の中で不安が消えることはありません。
この不安は一体何から来るのでしょうか。成長している実感がある一方で、心の中に押し寄せる不安感は消えることなく、むしろその強さを増しているように感じます。目標が現実味を帯びるほど、期待とプレッシャーが重くのしかかる。自分がこれまで積み上げてきた努力を信じたい気持ちと、失敗したときの不安が交錯しています。 しかし、「この不安の大きさは、私が今まで努力してきた証なのではないか」と、私はこの文章を書きながら思いました。そう考えると、不安は単なる負担ではなく、これまで積み重ねてきた努力の証でもあるのだと感じます。今は成長の過程を歩んでいる最中であり、少しずつその重さに慣れ、力に変えていけるのだと思うと、気持ちが楽になりました。
さらに、私のシーズンはこの5日間で終わるわけではありません。今年の目標は「日本インカレ入賞」。昨年と比較するとかなり大きな目標です。そしてこの5日間はその目標に向けた第一歩であり、単なる過程にすぎません。
明日はいよいよシーズンイン。迷っている暇はありません。私の成長を証明したいと思います。
話は変わりますが、本日のサムネイルは寮で撮影したものです。私が小さいのはさておき、左隣にいるのは2日前に入寮した新入生です。たった2日の絡みですが、すでに後輩って可愛いなと思っています。この後も続々と新入生が入ってきますが、楽しみで仕方がありません。私生活から部活動まで格好いい先輩でいられるよう、頑張りたいと思います。
明日の部員日記はトレーナーブロック3年の川上恵麻さんにお願いしました。試合帯同でお忙しい中引き受けてくださり、ありがとうございます。
恵麻さんには、coolで芯の強さがある、例えるなら薔薇のような人という印象を持っています。初めは少し話しかけにくいなと思っていましたが、実際にお話ししたり部員から話を聞くと、やはり印象通りで、加えて頭脳明晰で周りからの信頼も厚く、その上仲間思いの優しい先輩だと日々感じています。
一時期、K-popの話で盛り上がり、とても楽しかったことを覚えています。稀にK-popのコレオを踊ってくれるのですが、非常に上手で、お金を払ってでも見たいくらいです。よろしければもう一度語り合えたらと思います。ぜひ、ダンスもまた踊ってください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。それでは失礼いたします。