
最新ブログ
佐藤広人:終わりなき旅

こんばんは。
小平さんから引き継ぎました、長距離ブロック2年の佐藤広人です。
昨日の部員日記にもありましたが、小平さんは自分のお付きの先輩であり入部当初から本当にお世話になっています。今は同部屋の先輩であり、先日も部屋会を主催していただき美味しいパンケーキをたくさん食べることができました。ありがとうございます。普段の生活、練習から競技に対する意識の高さを感じ、自分の目指すべき姿であるなと感じています。ここ最近のレースでも好走を続けている小平さんの活躍を応援していきたいと思います。
前回の部員日記から約1ヶ月半しか経っていませんが、自分にとってとても大きな出来事のあった期間でした。3月22日のトコロザワゲームズに向けて崩していた調子を少しずつ調子を戻しており、レース前の調整も上手くいっていました。まずはシーズンインで確実に関東インカレの標準を切り、トラックシーズンをいい形で入りたいと思っていました。3000mSCのレースが始まり、「今日は調子がいいな、タイムを狙える」と思っていた矢先の出来事でした。2周目の水濠を超え、着地した時に足に力が入らなくなりました。気づいたら地面に倒れており、再度走り出すことはできませんでした。すぐにトレーナーとマネージャーの先輩に病院に連れて行っていただきました。先輩方、本当にありがとうございます。そこで診断されたのは「アキレス腱断裂」でした。診断を受けてすぐは実感がありませんでしたが、寮の部屋に戻ってから今シーズンが終わったことを理解して涙が出てきました。
今年に入ってからアキレス腱のあたりの慢性的な痛みがあり、上手く痛みと付き合いながら走っている状態でした。練習も行えており、痛みの原因もアキレス腱ではなさそうだったため出場したレースでした。まさかアキレス腱が切れるとは思ってもいませんでした。もし出場していなければ、もし着地を逆足にしていれば、という後悔もありますが、この判断を含めて実力なのだなと今は感じています。3月26日に2年連続2度目の手術を受け、今は装具をつければ歩けるようにはなっています。先が見えず、まだ前を向くことはできていませんが、今は足元を見ながらできることを一つ一つじっくりとやっていきたいと思います。閉ざされたドアの向こうに新しい何かが待っていると信じて。ミスチルに救われている今日この頃です。
また、怪我したことで気づくことができたこともありました。日常生活を何不自由なく送れることがどれだけ幸せなことか、自分がどれだけ周りの人に支えてもらって生活しているのか。同期、先輩、後輩、ブロックなども関係なく支えてくれるこの環境に感謝して、自分も恩返しできるよう生活したいと思います。
明日はハードルブロック2年の権田浬にお願いしました。引き受けてくれてありがとう!
権田は自分が寮に入って一番最初に話した短距離の同期です。昨年同部屋だった3年の髙尾さんの高校の後輩だということもあり、入ってすぐの頃は髙尾さんのところに2人で入り浸っていました。そんな彼がすぐに早稲田だけでなく日本を背負う存在になっているとはその時は思っていませんでした。これから更に強くなっていくことでしょう。イケメンで足の速い、モテる要素満載の彼のファンで居続けようと思います。しばらく当番入れなくてごめんなさい。明日はよろしくね!
拙い文章でしたが最後まで読んでいただきありがとうございます。皆様の身体が健康であることを祈っております。どうぞご自愛ください。