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平田和:キバレ‼︎

こんばんは。
鶴巻から引き継ぎました、ハードルブロック3年の平田和です。
鶴巻陽太。彼が入学する前から関口と同じ新潟県出身で同じ種目。高校は違えど関口の後輩と聞いており、関口に似たどんなパワフルな後輩が来るんだろうと思っていました。しかし、実際会って話してみるとクールでおとなしい。少しホッとした記憶があります。
冬季練習では、お互い怪我をしていたこともあり、彼と関わる時間が増え、少しずつ鶴巻陽太という1人の人間について理解してきたと勝手に思っています。彼は多くを語ることはありませんが、内に秘めている熱い思いは、彼の一つ一つの行動からひしひしと伝わります。ハートは熱く頭はクールなカッコいい漢です。怪我をしていても、できることを着実に積み重ねていたからこそ、今、順調に走れているのだと思います。鶴巻ならやってくれると信じています。やってやろう!
鶴巻の紹介にもあった通り、冬季練習から怪我をしています。冬季練習の序盤に肋骨を怪我して、そこから、長母趾屈筋腱炎、仙骨疲労骨折。怪我から復帰したら新しい怪我。その繰り返しでした。
怪我をした当初は、早く復帰しないと周りとの差が広がってしまうと焦り、周りのことばかり考え、自分自身に目を向けず、気持ちだけが先走っていました。今思えば、昨シーズンの試合に出場していた時期も同じような状況だったと振り返ります。差が広がっていくことへの焦りから、気持ちだけが先走り、置かれた状況を冷静に分析できず、やるべきことを明確にして一貫性を持って取り組めていなかった。これが昨シーズンの結果と今冬季の怪我の連鎖に繋がっていました。
怪我を繰り返した時は自分自身に原因があるのに、何をやっても上手くいかないと決めつけていました。しかし、そんな中でも変わらず応援してくださる方や復帰を待ってくださる方、相談してくださる方、復帰までの道のりを一緒に考えてくださる方、厳しいことを言ってくれた同期。
支えてくださる方々や、機会に恵まれたことで、自分自身と向き合うきっかけを得て、己の弱さや気持ちを受け止め、自分への理解を少しずつ深めることができました。
自分を変えられるのは自分しかいない。人と比べるのではなく、己と向き合い、弱さを克服し、己に勝つことが成長する上で最も重要だと心で理解することができました。
数え切れない程の支えのもと、少しずつ復帰に向かっていくことができています。今は、何をするべきかはっきりと分かっています。走ることに対する思いもより強くなりました。日本一という目標に向かい、走りで感謝を体現できるように、復活します。
明日は、長距離ブロック4年の宮岡凛太さんにお願いしました。宮岡さんは私が入学した時からたくさん話しかけてくださりました。競技のことや寮での生活のことを聞いてくださり、とても人当たりが良い方だと感じていました。学年が上がると宮岡さんが寮長になり、私が副寮長になったことで関わることがより多くなりました。寮をより良く運営するために積極的に意見を出す姿勢や学年・種目を問わず積極的に部員とコミュニケーションを取る姿勢を見習っています。最近は怪我の影響で思うように走れていないようですが、復帰を見据えてひたむきにリハビリやバイクに取り組まれています。そんな宮岡さんのラストシーズン、やってくれると信じています!明日はよろしくお願いいたします。
拙い文章となりましたが、最後までお読みいただきありがとうございます。それでは失礼します。