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須山向陽:恩師の背中を追って

こんにちは。門馬から引き継ぎました、長距離ブロック4年の須山向陽です。
門馬を一言で表すと雑食系男子でしょうか。先日、彼の口から「卵の殻めっちゃ栄養あるから最近食べてるんだよね」との発言があり、卵の可食部の割合が100%だったことに驚きを隠せませんでした。ぜひ今度、卵の殻料理を作ってもらいたいものです。そんな彼とは一緒にジョグをすることが多いです。普段は就活や他愛もない話で盛り上がることが多いですが、今回は1番思い出に残っているジョグを紹介します。それは、昨年の夏合宿での山道ジョグです。クマに襲われないように、2人でミスチルやRADWIMPSを大熱唱しながら走りました。ジョグしながら歌うだけでもきついですが、高地だったことも相まって最高にきついトレーニングが出来ました。(無事クマも寄って来ませんでした)しかし、こんな経験が出来るのも今年が最後です。ラストイヤー、悔いのない1年にできるようお互い頑張ろう!
前回の部員日記(2/20)で、左足に力が入りにくく、3月までリハビリに専念する時間を貰っていると書いたので、今回は、その進捗状況について書きたいと思います。現状は6割程度回復といった感じです。4月に入り、リハビリ期間も終わったためジョグを再開していますが、以前のような腰の痛みやとても疲れやすいといった感覚はなく走れています。しかしながら、トラックのようなカーブがきついところを繰り返し走ると足元がふわふわするような、接地したときにどこに足があるか分からないような嫌な感覚が襲ってきます。走りながら常に「以前のように気持ちよく走りたい」と思ってしまいますが、嫌な感覚はあるものだと捉え、この感覚の中での最大限の走りを磨いていくしかないのかなと今は考えています。
さて、今回の題は「恩師の背中を追って」です。私の恩師は、高校の部活の監督、歴代の担任の先生、小・中学生時代のテニスのコーチ等様々です。その中でも、特に私の人生、考え方を大きく変えてくれた恩師について紹介します。その恩師は、中学1・2年時の陸上部の顧問だった大村先生です。大村先生は、鹿児島県中学駅伝で何度も優勝を経験しており、「やる気がないなら部を辞めなさい」と言って本当に辞めさせるような厳しい先生でした。そんな大村先生と初めて会ったのは小学6年の頃でした。学校区対抗の小学生~大人で襷を繋ぐ駅伝大会の小学生メンバーに選ばれ、中学校の部活に混ざって練習したことがきっかけです。当時テニスしかしていなかった私は、大村先生の指導する、敏捷性や巧緻性を養う動き作りやラダートレーニングにとても感銘を受け、「これをすればテニスが強くなる」と確信し、中学では陸上部への入部を決意しました。中学に入り、私の陸上人生がスタート。大村先生からはアドバイスも、厳しい声も沢山頂きました。その中でも特に印象に残っている教えは、「マイナスな言葉を使うな」という教えです。初めは、マイナスな言葉を発しないだけで結果が出ることに繋がるなんて考えもしませんでした。しかし、実際に県中学駅伝で優勝したり、全国入賞者が出ていたことがその大切さを物語っていたと振り返ります。
そんな私も来月から母校の田崎中学校へ教育実習に行ってきます。短い期間ではありますが、私が生徒の人生を形作る1つのピースになるという自覚を持つと共に、生徒が生きていく上で軸となる部分を見つけてあげられるような先生になりたいと思います。
明日は、長距離ブロック2年の辻陽介にお願いしました。辻は、昨シーズン怪我に悩まされていましたが、怪我の度に「須山さんここ痛いんですけどどんなことすればいいですかね」と聞いてくるようなカワイイヤツです。あと笑顔がカワイイです。このままでは紹介がカワイイだけになってしまいそうなので、走りのことについて書きたいと思いますが、彼の走りは無駄のない綺麗な走りだと思います。怪我こそなければ、大きく伸びる選手だと信じているので、この1年怪我なく練習を継続し、飛躍の年にして欲しいと思います!あ、サウナも行こうね。
長い文書となりましたが最後まで読んで頂きありがとうございました。日々暖かくなりますが、お体にはお気をつけください。それでは、失礼します。