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部員日記

井上直紀:Road to Tokyo

こんばんは。玄應さんから引き継ぎました主将の井上です。

コミュ力抜群の玄應さんは、誰とでも分け隔てなく楽しくお喋りしているのが印象的です。トレーナーとして選手の身体だけでなく、心までケアしてくれているのかと感心しています。しかし、玄應さんは嘘をつかない性格なので割と思ったことを直で言ってきます。年をとると怒られる機会は減りますが、襟を正すいい機会になっております。(怒られてはいませんが)その結果、同期ですが「玄應さん」と呼ぶ機会が多いです。(たぶん)

そんな玄應さんも競走部が好きでアツい人です。アルコールのない飲みの席で、競走部の行く末について何時間も話したような記憶があります。仕事ができて、頼りがいのある玄應さんにたくさん頼って助けてもらって111代目の後半も突っ走りたいと思います。

よろしく!

 

 

 

 

先日広島で行われた織田記念100mで優勝することができました。

東京世界陸上に向けて弾みとなるレースになりました。まだまだこれから重要なレースが続くので、気を引き締めて取り組みたいと思います。

 

 

入部当時は全く速くなかった私をここまでにしてくれたのは、多くの方の助けがあったからです。今まで影響を与えてくださった方々は枚挙にいとまがありませんが、今から挙げさせていただく2人の先輩に私は人生を変えられたと思います。

 

 

一人目は三浦励央奈さん。私が1年生時の主将です。三浦さんは覇気を纏っていました。それに圧倒され在学中は、ほとんど話した記憶がありません。いろんな意味ですごい方で、覇気が怖かったです。(今はすごく優しいです)三浦さんはとにかく強かったです。対校戦ではほぼ落ちたことはないですし、練習も信じられないくらい速かったです。この人には敵わないと思わせる強さとカリスマ性は、早稲田の主将を体現するものでした。

私は、定期的に三浦さんが最後に書かれた部員日記を読みます。そして3回に1回くらい泣きます。その度に、こんな気持ちで競走部を去りたいなと思います。時代と共に競走部も変化していきますが、変わらない競走部への愛を感じます。皆さんもぜひ読んでみてください。

 

二人目は西裕大さんです。西さんとは現在も一緒に練習させてもらっています。グランドにいるメンバーの中では最年長ですが、一番元気です。私は、西さんのおかげで速くなったと言っても過言ではないほどお世話になり、多くのことを学ばせていただきました。西さんと走るときは、いつもと違うスイッチが入ります。お互い負けず嫌いなので、負けると本気で悔しがります。すごく楽しいです。

昨日の静岡国際でのPB更新はとても嬉しかったです。おめでとうございます。西さんと過ごすシーズンもあと少しになりました。一緒に世界陸上出ましょう。まだまだよろしくお願いします。

 

 

お二方以外にも多くの方々にお世話になりました。誰か一人居なかったら今の私はないと思います。

 

 

 

最近こんな言葉を目にしました。

「恩というのは、世話になった人に直接返せるものではない。ほかの人に、自分が受けた以上のことをしてあげることで返すものなんだ。」

 

 

「受けた恩を次に繋いでゆく」

これが111回続いた結果が、今の競走部であると思います。

111代目も佳境に向かっています。

臙脂の価値を高められるようなものを残せるように頑張りたいと思います。

 

 

 

 

明日は跳躍ブロック3年の矢野夏希にお願いしました。

昨年の全日本インカレで優勝、昨日の静岡国際でも1m79のPBで3位と矢野の躍進は止まりません。しかし、彼女は現状に満足しません。「まだまだです。」と言って更なる高みを目指します。その結果が、現在の躍進に繋がっているのだと思います。真面目でストイックなので少しは休みつつ、頑張ってほしいなと思っています。

 最近はお姉さん感も増してきて、才色兼備なハイジャンパーとしていつ世間に見つかるかひやひや、わくわくしています。見た目はクールですが、実際話すとそんなこともありません。なんならちょっとかましてきます。ギャップですね。

 まだまだ成長段階の矢野がどこまでいくのか楽しみです。お互い頑張ろう!

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

サムネの写真は関東インカレまであと4日を示しています。One早稲田で総合優勝目指して戦います。応援よろしくお願いします。

それでは失礼します。

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