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部員日記

千葉史織:突き進むしかないんだよね

 こんばんは。

 井上主将から引き継ぎました、ハードルブロック2年の千葉史織です。


 井上さんから部員日記の言葉が出た時は驚きで固まってしまいましたが、ウキウキですれ違った人全員に報告して回りました。回していただきありがとうございます。


 先日行われた世界リレーで、井上さんは予選決勝とアンカーを務め、画面越しにも圧巻の走りをされていました。我らが主将、井上さんが世界に見つかってしまいましたね。来たる東京世界陸上で日本を、世界を沸かせてください。


 冬季練習中、私自身は井上さんにたくさんアドバイスの言葉をかけて頂きました。井上さんの言葉がなければ、泥沼から抜け出せていなかったかもしれません。周りのことをよく見ていて、必要なことを言葉にして伝える。シンプルながら、本当に難しいことだと感じます。井上さんの言葉によって道が開けた人も少なくないはずです。

 何に対しても真っ直ぐな井上さんですが、どうでもいいことを熱弁しているときも稀にあります。そして、オフの時の井上さんは普段と雰囲気が全く違います。そう、オフなのです。じっくり考えても井上さんか分からなかったので、次の日に確認しに行ったこともありました。

 そんな信頼する主将のもとで勝つ臙脂集団として頑張りたいと思います。




 さて、4日間の関東インカレが幕を閉じました。

 出場する選手、サポートしてくださるスタッフ陣、応援や補助員をしてくれる仲間、全員が最も団結して戦いに挑むのがこの関東インカレだと思います。

 予選、決勝と出場させていただいたマイルリレーの前は、応援席に行ってみんなに勇気をもらうのが関東インカレ中のルーティーンでした。


 私自身の関東インカレの結果を振り返ると、「実力は全て発揮し、勝負に負けた」。

 400mH、マイル共に私の最大限のパフォーマンスを発揮しました。

 しかし、届かなかった0.01秒。


 間違いなく私の中の甘さがもたらした結果です。

 チームを勝たせるために、自分が勝ち切るために、圧倒的な強さが必要です。

 今の時点で、マイルの優勝の背中は見えていませんでした。

 この差をどう覆していくか。


 私は、極論を言えば試合の結果など既に決まっていると思っています。

 そこまでの準備が当日の結果をもたらします。当日など足掻いてもどうしようもないのだから、開き直って勝負を楽しむしかないのです。

 さて、ここからの練習という準備が私のレースを作り上げます。


 400mHでは、昨年一度も出せなかった57秒台を静岡国際、関東インカレと2週続けて出し、冬期の成果が着実に現れて来ています。今季は56秒中盤に乗せることが目標です。実力はまだまだですが、伸び代がたくさんあることを知っているので、自分に一番ワクワクしています。そして、周りの人にはレースで興奮を届けたいです。

 


 ところで、井上さんのご期待通り、私のサングラスは過ぎし関東インカレで一度紛失の危機に直面していました。幸運にも、ダメ元で電話したホテルのロビーにありました。持ち主である私の手元からよく離れていくので、そろそろAirTagの出番かもしれません。悪い先輩たちは、私のサングラス紛失期間を予想して賭けに使っていたりもしますが、競技人生の間絶対に無くさず使い続けようと思います。



 

 明日はハードルブロック2年の林美希にお願いしました。

 みなさん、ご存知ですか?明日は、林美希の20歳Happy  Birthdayです!

 20歳の節目に、今後の林美希大活躍ビジョンでも語り尽くしてもらいたいと思います。


 彼女と初めて話したのは早稲田の受験の日です。それまで話したこともなかったのに、待ちあわせて一緒に受験に向かいました。意味が分かりません。

 コミュニケーション能力が高く、一緒にいると笑いが絶えません。大得意のポジティブシンキングで自分のことも周りのことも励ますことができます。心理テストによると、のんきさマックス、自信過剰のようです。まだ一年しか一緒にいないのかと驚くほどたくさんの思い出があります。

 彼女を一言で表すなら陽気ゴリラでしょうか。もちろん愛情込めての良い意味です。今日から使い始めた私のスマホケースにも林美希がいるので、これでいつでも一緒にいることができます。


 現在は怪我と戦っており、陸の上を颯爽と走る姿は見られませんが、相棒のバイクやトレーニングマシンと泥臭く付き合う毎日を過ごしています。ひと回りふた回り強くなってトラックに現れること間違いなしです。私が彼女の頑張りを一番近くで見ています。復帰したら、他を寄せ付けないオーラのハードリングが見れることを楽しみにしています。


 

 長くなってしまいましたが、最後までお読み頂きありがとうございました。

 今週末は、全日本インカレの選考をかけた最終レースとなります。全員が、練習の成果を発揮できることを期待しています。皆様も、心の中でご声援をお送りください。

 それでは、失礼します。