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部員日記

石崎友太朗:恩返し

こんばんは。荒木より引き継ぎました。中距離ブロック1年の石崎友太朗と申します。


荒木とは同じ授業をいくつか取っていることもあり、入部当初から仲良くしている選手の一人です。彼も書いていた通りお互い一卵性の双子なので、何度か双子あるあるで盛り上がりました。

また彼は福岡出身のため、「なんしよーと」「〜っちゃけど」などの博多弁を話します。 そのため一緒に話しているときはどこかふわふわした雰囲気をまとっていますが、走る際には別人のように颯爽とトラックを駆けていきます。臙脂のユニフォームを着て共に戦う日が楽しみです。4年間頑張ろう!


本日のサムネイルは、その荒木と柔道の授業の際に撮ったツーショットです。写真を見て何となく分かると思いますが、体格差が大きく荒木には全く歯が立ちません。先日行われた対戦形式の抑え込みの練習でも、「はじめ!」の声がかかった瞬間、見事に横四方固めを決められてしまいました。いつかリベンジを果たすため、ウエイトトレーニングに励もうと思います!


さて、初めての部員日記ということで僭越ながら自己紹介をさせていただきます。

私は新潟県新潟市の出身で、新潟中央高校を卒業し早稲田大学に入学しました。 新潟県の魅力は何といってもご飯がおいしいことです。お米は言うまでもなく、日本海の新鮮な海の幸、そして美味しい米と水から生まれる芳醇な日本酒も格別です。(飲んだことはありませんが) さらに枝豆や西洋梨「ル・レクチェ」といった野菜や果物もあります。ぜひ食べてみてください。


話題を陸上の話に移しますと、私は高校入学と同時に陸上競技を始めました。それまでは小学校2年生から中学校卒業までの7年間、軟式野球に取り組んでおりました。 野球をやめた直接的なきっかけは高校に野球部が無かったことですが、肩を怪我したことやあまり活躍できなかったことなど、様々な要因がありました。全て書くと長くなるため、ここでは割愛させていただきます。


高校での部活動選択の際、幼いころからシャトルランだけは得意だった私は、「陸上の中長距離なら少しは活躍できるかな。」そんな軽い気持ちで陸上部に入部しました。


そこで私はある人と運命的な出会いをしました。部活動の顧問の先生です。

陸上経験は全くのゼロで、トラック1周が何メートルかすら分からなかった私を見てその先生は、「この子をインターハイに連れていく。」 そう心に決めたそうです。

私の高校の陸上部は中長距離の部員が非常に少なかったため、そこからの3年間は先生と二人三脚のような形での練習が続きました。初めは県大会に出場することすらできず、インターハイ出場など想像もできませんでした。

しかし、先生の熱心な指導のもと徐々に力をつけ、高校3年時に800mでインターハイ出場を達成することができました。


私が想像すらできなかった景色を見せてくださった先生には、感謝してもしきれないほどです。


そんな先生は私の高校卒業と同時に、新たな高校へと転勤されました。その際の別れのメッセージに私が書いた言葉は、「大学では全国大会で入賞できるような選手になります。期待していてください!」です。

大学の全国大会である全日本インカレで入賞すること。それが私の早稲田大学競走部での目標であり、恩師への最大の恩返しだと考えています。


幸いなことに、競走部では素晴らしい仲間と環境に恵まれ、毎日充実した練習ができています。受験勉強のブランクはありますが、段々と体力が戻ってきているのを感じます。


私は今年7月の新潟県選手権への出場を予定しています。まずはそこで成長した姿を恩師や新潟の仲間、そして何より両親に見せることができるよう、これからも努力してまいります。


明日の部員日記は混成ブロックの石原佳篤です。

石原は法学部に所属しており、実家のある熊谷から長い時間をかけて新宿にある早稲田キャンパスへ通学し、授業後には所沢キャンパスの競技場まで来て練習に励むという、非常にハードな生活を送っています。さらに混成競技ということで、「走る・投げる・跳ぶ」その全てをこなしています。法学部で学業も優秀な彼は、まさに“キング・オブ・アスリート”と言えるでしょう。これからもお互い頑張ろう。 明日は部員日記よろしく!


拙い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。それでは失礼いたします。