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部員日記

石原佳篤:恵まれた環境とその先にあるもの

こんばんは。石崎より引き継ぎました、混成ブロック1年の石原佳篤です。

 

石崎は温厚で人当たりが良く、一緒に居ると自然と笑顔にさせてくれる存在です。彼と初めて言葉を交わしたのは、鍵当番の日でした。入部から1ヶ月経たずの初仕事で顔を引き攣った私に、優しく声をかけて緊張を解いてくれました。特に、鍵当番を終えた時の「ありがとう」が印象に残っています。「ちゃんと感謝を伝えるんだ」という強い信念に、とても共感させられました。そんな彼も、練習になると表情が引き締まり、ひたむきに努力する姿がとても印象的です。これからの成長が楽しみな存在です。一緒に頑張ろう!


(なお、写真は石崎と同じ中距離ブロック1年の木村涼太です。先日の新入部員パレードの際に撮りました。満面の笑みがとても可愛いでしょう?今後部員日記で紹介されるのでご期待ください。)

 

さて、初めての部員日記のため、差し出がましいようですが自己紹介させていただきます。

私は埼玉県吉見町の出身です。吉見幼稚園・小学校・中学校を卒業後、早稲田大学本庄高等学院を経て現在は法学部に在籍しております。幼少期から好奇心旺盛で活発な性格だったこともあり、周囲の方々に恵まれ、たくさんの支えを受けて育ちました。そんな私にとって、「恩返し」は人生の命題です。

 

私たちには人生の分岐点が存在します。中学時代の陸上部の顧問の先生との出会いは私の人生を変えた出来事の1つです。「出来る時に、出来る事を、出来る限りやる」。これは顧問の先生の教えです。厳しさの中に熱意を持ち、今でもご飯をご一緒させていただくほどの大切な恩師です。疲労骨折もあり全国標準まであと12点足りず、大きな挫折を味わいましたが、高校では絶対に全国へ出場すると決めたきっかけでもありました。

高校2年次には、念願だったインターハイ出場を果たし、多くの人の笑顔を見ることができました。一方で、3年次には八種競技でのインターハイ出場を逃し、期待を大きく裏切ってしまいました。打ちひしがれる私を支えてくださった顧問の先生方や本庄の仲間には感謝してもしきれません。本当にありがとうございました。18歳にして人生のどん底を経験したことで、人として大きく成長できただけでなく、「早稲田人」として現代社会の構成員となる覚悟も芽生えました。

 

私にとって最大の財産は「人」です。家族、恩師、友人など、数えきれないほど多くの方々の支えがあって今日の私があります。感謝の気持ちを胸に刻み、この恵まれた環境を最大限活用して、恩に報いるべく、結果で答えていきます。

今季の目標は、十種競技で関東インカレの標準記録を突破する事です。怪我によるブランクが大きく、万全とは言い難い状況ですが、日々の練習に誠心誠意取り組み、必ず目標を達成してみせます。どうか応援のほど、よろしくお願いいたします。

 

競走部全体としても、日本インカレ総合優勝に向けて、井上主将を中心に「One早稲田」の結束力が日々強まっていると実感しております。先輩方の背中に圧倒されてばかりですが、少しでも早く一人前の競走部員として自立すべく日々研鑽を積んでおります。この競走部独特の緊張感と活気に満ちた空気は、間違いなくチームにとって追い風になると、新参者ながら感じている次第です。今後の競走部の活躍に、引き続きご注目いただけますと幸いです。

 

最後に、明日の部員日記は跳躍ブロック1年の牛島壮司朗です。私自身跳躍ブロックとしての活動が多く、入部当初から彼とは仲良くさせてもらっています。周りが見えていてよく声を掛けてくれる事から、同期の中でも非常に好印象でした。怪我との兼ね合いから思うように練習できていない事もありましたが、先を見据えて日々淡々と努力を積み重ねていく姿に、いつも刺激をもらっています。良きライバルであれるように、彼同様必死に努力して更なる高みを目指します。明日の私の紹介文を楽しみにしています。明日はよろしくお願いします。

 

拙い文章でしたが、最後までお読みいただき、ありがとうございました。依然季節の変わり目ですので、どうぞお身体をご自愛下さい。それでは、失礼します。