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鈴木琉胤:Masterplan

こんばんは。佐々木より引き継ぎました、長距離ブロック1年の鈴木琉胤(すずきるい)と申します。
佐々木とは入学前からありがたいことに2度もオーストラリアに行かせてもらいました。また、対談などでお互いのことを深く知る機会がありました。佐々木は陸上に対しては熱血ですが他はどこか無気力な面白い人です。(僕の紹介もユニークだったでしょう...笑)学年を超え、私たちが主となって早稲田を盛り上げて行きたいと思います。
初めての部員日記のため、恐縮ですが自己紹介をさせていただきます。私は千葉県の松戸市出身で、八千代松陰高等学校を経て早稲田大学に参りました。これくらいの歳まで競技をしていると、陸上を始めたきっかけは小さい頃から親の影響で始めました!などが主流だと思いますが、私は少し例外です。幼稚園の頃からサッカーボールを追っかけていました。私は中学3年生の夏までサッカー部に所属していたんです。さて、そんな私がどこで陸上に興味を持ったかと言いますと、地元は東葛飾地区に属しています。その地区では白バイの先導などもある東葛飾地方中学校駅伝競走大会(以下、東葛駅伝)が催されていました。小さい頃から東葛駅伝に出走し公道を走ることに憧れていました。私が中学校に入学すると同時に鎌ヶ谷市から違う市の先生(後に陸上の道に導いてくださった恩師)が着任されました。私が当時在学していたちょうど3年間中学校の陸上部顧問をされていた先生です。先生は入学時から陸上部に誘ってくださいました。しかし、小学校の時からのチームメイトとサッカー部に入ると約束していた為、断っていました。先生はそこで私を見捨てることなく、その後も何度も陸上の道へと導いてくれていました。特設駅伝部には参加し1年目に夢であった東葛駅伝出走が叶いました。そこで走る楽しさを感じた私は陸上に気持ちが偏り始めていました。しかし、先生はそんな私にサッカーをやめては行けないと正反対の答えを出しました。自分で決めたことを最後までやりきる力、責任を教えてくれたんだと思います。2年生からは陸上の大会に少しずつ参加するようになりました。サッカー部の朝練習の前に走りを見てくれたりとそこからの生活はとても充実したものでした。そして、3年生の夏には、全国中学校総合体育大会に出場し、3000mで優勝。その頃には競技力だけでなく人間力の成長をも実感しました。私が今こうして早稲田大学に入学し、競走部に所属し、文章を書けているのも先生のおかげです。
さて、そんな中学生活を送っていたわけですが、高校からは千葉県の陸上強豪校、八千代松陰高等学校に進学しました。そこでも、2人の顧問の先生に大変お世話になりました。このころから努力も苦ではなく、運も味方に出来ていたのかなと感じます。今思うと、サッカー部に所属している私が陸上の大会に出ていたのも不思議な話で、快く練習を休んでレースに行ってこいと送り出してくださったサッカー部顧問の先生にも感謝ですね。私は人との出会いにとても恵まれていると思います。節目節目で必ず私の力になってくれる方々に出会っています。先生の頭の中では最初から全て決まっていたのかも知れません。大学で私は、1人の大人としてこれまでたくさんの方々が敷いてくださったレールを今一度自分で見直し、基礎から組んでいきたいと思います。
自己紹介が長くなってしまいましたが、ここからはこれから陸上を続けていく上で絶対に曲げたくないことを話します。決して誰かを批判をしているという訳ではなく私のありたい姿を書いています。私のエゴだと思ってください。
私は高校では主要大会でやりたいことをある程度実現してきました。それもこれも松陰高校の先生の考えと私の考えが一致し、ある種時代に逆行してでも決行した結果だと思います。今の日本陸上界は、大会までに記録会で自己記録を伸ばし挑むことが主流です。しかし、私は記録会にほとんど出て来ませんでした。記録は主要大会で出せばよいと思っていたからです。加えて、今の日本陸上選手は後ろで様子を伺いラスト勝負をするというレースが主流です。私はそのレースを見ていてもどかしさを感じていました。もちろんそれが正しいレースもありますが、すべてがこれに当たるとは思いませんでした。自分でレースを作り勝ち切る。これが私の理想で、それが世界大会で勝負するための準備だと思っています。このふたつは中学校の頃から曲げずに貫いてきたことです。大学ではレベルがひとつふたつも高くなると思いますが、ここで書いたことを貫く、また実行するための力をつける。これを4年間を通した目標、計画としたいと思います。
写真は僕が入寮時から仲良くしている1年生の多田とのツーショットです。私の部屋に住み着いている小動物みたいな可愛いやつです。日々の練習や寮ではほとんど生活を共にしています。自炊も一緒にしていて、(ほとんど作らされているような、、)毎日楽しく過ごせています。先月は謎の病や怪我に苦しんでいましたが今月はまた元気な多田が帰ってくる事を願っています。
さて、明日の部員日記は短距離ブロック1年の滝沢悠貴です。第一印象は陽気な人でした。僕は人見知りなので萎縮してしまっていますが、、(笑)ほとんど交流がないため詳しくどんな方かわかりません。これから知っていければよいなと思っています。
拙い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。4年間を実りのあるものとできるように励みたいと思います。