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山城碧生:久しぶり

こんばんは。村松より引き継ぎました跳躍ブロック1年の山城碧生と申します。
村松とは2人で話す機会が多く、どんな話題でもいつも真剣に耳を傾けてくれます。先週の日曜日には、好きな音楽の話で盛り上がりました。彼は練習に非常にストイックで、そのひたむきな姿勢は本当にかっこよく、見ているだけで大きな刺激を受けます。また、常に自分の考えや価値観をしっかりと持ち、冷静に物事を判断できる人です。そんな思慮深く優しい村松を心から尊敬しています。
(写真は何気ない日常ということで、村松が滝澤とのツーショットを撮ってくれました。ありがとう!)
さて、初めての部員日記ということで僭越ながら自己紹介をさせていただきます。私は静岡県浜松市出身で、静岡県立浜松北高等学校を経て、早稲田大学に参りました。今年から東京で一人暮らしを始めた私からすると、浜松は都会すぎず田舎すぎないバランスの取れた住みやすい場所です。浜松以外に住んだことがないため、他県の方が「浜松出身」と聞いてどのような印象を抱くのかは分かりませんが、楽器や自動車、うなぎ、餃子などを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。そうした多様な魅力にあふれた浜松は、私の大好きな地元です。
私が陸上競技を始めたのは、小学4年生の部活動でした。幼い頃から走ることが大好きで、自然と陸上部に入りました。5年生になり専門種目を決める際、陸上競技をやっていた父親にどの種目にすべきか尋ねたところ、「じゃあ、碧生は幅跳び」と言われたことが走幅跳との出会いでした。
その後、中学から本格的に陸上競技を始め、高校まで練習に励んできました。その中で走幅跳の奥深さに触れ、次第に夢中になっていきました。ただ遠くへ跳ぶだけに見えますが、その中にも踏み切る際の骨盤の角度、足の接地の仕方、跳躍を無駄にしない着地の仕方など、一つ一つの細かい動きが詰め込まれたとても繊細な種目だと感じています。高校3年時には、走幅跳で思うような結果を残すことができず、悔いの残るシーズンとなりました。この経験を経て、大学では競技生活を納得のいく形で締めくくりたいという思いが強まりました。
今年からは、かねてより関心のあった建築の勉強と陸上競技の双方を高いレベルで追求するために、早稲田大学に進学しました。建築学科と競走部の両立はかなりの挑戦だと思いましたが、私にはどちらかを諦めるという選択肢はありませんでした。平日は授業のため練習に参加できず、土日のみ練習に参加しています。そのため、土曜日の朝に競走部の仲間と顔を合わせると、「おはよう!」の前に「久しぶり!」と言われます。たしかに普通そうなりますよね(笑)。まだまだ慣れないことばかりですが、競走部の先輩方や1年生の仲間に助けてもらいながら活動しています。
先日初めて部員として関東インカレの応援に参加しました。そこでは、競走部が一つのチームとして団結し、それぞれが自らの役割を果たして優勝を目指す姿に深い感銘を受けました。とりわけ、先輩方が競技に注ぐ熱意に圧倒され、自分も早く競走部の戦力となり、競走部に必要とされる選手になりたいと強く思いました。大学4年間では、支えてくださる方々への感謝の気持ちを忘れず、自分自身の限界に挑戦していきたいです。
明日の部員日記は長距離ブロック1年の山田晃央です。彼は、東京六大学陸上、関東インカレ、そして日本インカレと、1年生ながらすでに3度も臙脂のユニフォームを纏い、大舞台に立ってきた注目の選手です。東京六大学陸上では入賞、関東インカレでは決勝進出を果たすなど、着実に結果を残しています。彼の走りの魅力は、何といってもその腰高で重心の安定したフォームと、レース序盤から積極的に先頭に立ち、自ら展開を作る攻めの姿勢にあります。彼のダイナミックな走りは見る人を釘付けにします。さらに、彼の魅力は走りだけにとどまりません。私の思う彼のもう1つの魅力は愛嬌の良さです。話しかければどんな内容でも満面の笑みで応えてくれます。実力と人柄を兼ね備えた晃央の今後が楽しみです。
拙い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。それでは、失礼いたします。