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松田晏奈:そろそろ梅雨明けかな。

こんばんは。平山より引き継ぎました、ハードルブロック1年の松田晏奈と申します。
果歩はいつも笑顔を絶やさず、話していると自然と心が和むような、柔らかく温かい雰囲気を持っています。昨日の部員日記にもありましたが、私も果歩と話していると心が落ち着き、つい相談したくなるような安心感を覚えます。
また、くりくりとした瞳と透明感のある白い肌も印象的で、思わず見とれてしまうような魅力があります。
果歩、お互いに幅跳びに出ていないね。今度一緒に幅跳びに出よう!!!
(写真は、左から五味、松永、松田)
初めての部員日記ですので、僭越ながら自己紹介をさせていただきます。
私は長崎県諫早市(いさはやし)出身で、中高一貫の長崎日本大学中学・高等学校を卒業し、早稲田大学に進学しました。私の生まれ育った地域は、田舎すぎず都会すぎず、とても暮らしやすい環境です。また、自宅の近くには長崎県の陸上競技のメインスタジアムや、走り込みができるほど長い河川敷もあり、陸上競技に取り組むには非常に恵まれた環境で育ちました。今回は、これまでの陸上競技の歩みを振り返りながら、競技を通して学んだことや、自分自身の成長についてお話しさせていただきます。
幼少期から走ることが好きで、いつのころか「私は少し速いかもしれない」と感じていました。小学2年生のとき、地元の陸上クラブに入部し、気づけば今年で競技歴は12年目になります。低学年の頃は純粋に走ることが楽しく、遊びの延長のように競技に親しんでいました。しかし、学年が上がるにつれて次第に結果を意識するようになり、高学年では「全国大会出場」という明確な目標を持つようになりました。そして5年生のとき、その夢を100mで実現することができました。ところが、翌年の県予選では、100m・走り幅跳び・リレーの3種目全てで2位に終わり、全国大会出場は叶いませんでした。出場枠が1つという厳しい現実の中、競技に対する姿勢の甘さを初めて痛感しました。その経験を機に、「100mの県小学生記録更新」という新たな目標を掲げ、真剣に努力を重ねた結果、その記録を達成することができました。この達成は、努力の価値と、自らの可能性を信じる力を教えてくれた私の陸上競技における重要な経験の1つとなりました。
中学生になると、小学生時代に所属していたクラブチームの先輩が活躍していた中学校へ進学しました。そこでは、同じクラブで競い合ってきた同級生とともに高い意識で練習できたことは、競技への意識をより一層高めてくれました。全国大会で活躍する先輩の姿は、私にとって憧れであると同時に、現実的な目標でもありました。そのような環境の中で、私自身も挑戦する気持ちを強く持ち、九州大会や全国大会といった大きな舞台に出場することができました。走り幅跳びでは全国入賞を果たし、結果以上に、仲間とともに高みを目指すことで練習の質が上がり、自分だけではなく、みんなで成長できることを実感しました。
高校進学後は、主に100mハードルに取り組むようになりました。そこでのハードル専門コーチとの出会いは、私の陸上競技における大きな転機となりました。基礎から応用まで徹底的に学ぶ日々は、新たな視点と技術を次々に得られる刺激的な時間であり、自分でも想像していなかった「日本代表」のユニフォームを着るという貴重な経験にもつながりました。振り返れば、技術だけでなく、競技に向き合う姿勢や思考の深さも大きく成長できたと感じています。高校3年間は怪我もあり、様々な学びの多いかけがえのない時間でした。
私がこれまで陸上競技に打ち込むことができたのは、仲間や家族、指導してくださった監督・コーチといった多くの方々の支えがあったからにほかなりません。私は自分を強い選手だとは思っていません。だからこそ、努力を重ね過去の自分を超え、成長した姿を支えてくださった方々に示していきたいと思います。限られた4年間をただ過ごすのではなく、1日1日を意味のあるものにできるよう、全力で取り組んでいきます。
さて、明日は投擲ブロック1年の松永成美です。
なるはいつもニコニコと楽しそうに話していて、その姿には周りを自然と笑顔にする力があります。そんななるですが、基幹理工学部での忙しい日々の中でも、決してつらそうな顔を見せず、真剣に練習に取り組んでいます。その姿勢には、私自身も学ぶべきことがたくさんあると感じています。これからの4年間、楽しいことも苦しいこともあると思うけど、一緒に頑張っていこうね!
長く、拙い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。長崎を含む九州北部地方は例年より早く梅雨明けを迎えたようです。所沢も蒸し蒸ししますが、明日には梅雨が明けそうです。これから本格的な夏の暑さが続きますので、皆様も熱中症には十分注意してお過ごしください。また、週末の日本選手権では、今シーズン最高の走りをお見せできるよう全力を尽くします。皆さまのご声援をどうぞよろしくお願いいたします。