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上島周子:結言笑誠てナニ?

↑先日行われました日本選手権リレー後の写真です。
こんばんは、山本真菜から引き継ぎました、短距離ブロック3年の上島周子です。
山本とは、唯一の短距離の同期女子であり、正直なところ1年生の最初の頃は一番のライバルという印象でした。自分と正反対で小柄な身体から出るパワフルでリズミカルな走りを見て、やはり小柄な方が脳と運動神経が速く伝導するために走りやすいのではないか、自分は良くないのではないか、などと考える時期もありました。しかし真菜も書いてくれていたようにマイルを通して私たちは切磋琢磨し、先輩たちを勝たせるためにと互いの良いところを一番に出せるように支え合ってきました。
真菜は苦しい時期を乗り越えて、今精一杯戻ってきてくれています。真菜の戻ってくる場所を守ること、急かさないこと、見守りながら待ちたいとは思いますが、やはり私にもチームにも真菜の走力と考えと優しい笑顔は必要です(涙) 着実に一歩一歩進んで、戻ってきて欲しいです。
一緒に四継もマイルも早稲田を優勝に導こう。これからもよろしくね。
さて、私の前半シーズンも終わりを迎えました。早稲田に入ろうと志願した時にも、オフシーズンで鍛錬している時にも、3年生を迎える時にも想像できなかったような結果が続き、自分が一番びっくりしています。しかしまだ負けているのは事実であり、越えなければいけません。自分とライバルの位置を確認できただけでも収穫だったと思うようにしています。力をつけ、後半はより良い姿をお見せできるように頑張ります。
また部員日記は1年生リレーが終わりましたね。今はまだ蕾の状態の1年生がここからどんな綺麗な花を咲かせてくれるのかと老婆心で読んでいました。みんなならできるよ、一緒に頑張ろう!
話は変わりますが、私は今年の目標を「結言笑誠」にしました。
四字熟語?「けつごんえっせい?」「ごんせいけっしょう?」
正解は私が勝手に作った言葉です。読み方は皆様にお任せします。
この言葉は昨年鷺さん、中村さん、後藤さん、生田さんの卒部式の時に感じたことです。実際に私が日記に書いた文章をそのままこちらに記します。
『結果で、自分が持つ考えでチームを引っ張っていけるように
言葉で、優しさでみんなを抱擁してチームを導けるように
笑顔で、私生活で愚痴を聞けるように
直向きな姿を背中で見せて(直向きの直より誠実の方が一文字にした時に意味が伝わるかと…!)』
これらの文章の1文字目をとったものになります。
昨年度初期には、困難に思うことも多々ありましたが、この四人の方がいてくれたから今の自分がいます。本当に感謝しています。それぞれの方の良いところを一つずつ拝借し、自分のものにできるようにという願いを込めてこの目標にしました。
これから挫折することも悩み立ち止まることもあると思いますが、今年一年はこれを心に留め置き、頑張ります。
明日は山口智規駅伝主将にお願いしました。テスト期間の中快く引き受けてくださりありがとうございます。
皆様ご存知の通り、山口さんは先日のホクレン5000mで早稲田記録と日本人学生歴代3位という偉業を成し遂げました。駅伝について詳しくない私でもこの記録がすごいことは分かります。そして私が部員日記で紹介させていただけることを光栄に思います。改めておめでとうございます。
単身オーストラリア遠征に行ったり、練習でも常に一番で走っている姿が印象的なので、ご自身にとってこの結果は当然なのかもしれません。
山口さんは全カレで2種目優勝を成し遂げ早稲田に貢献し、自分のことよりもチームを優先している姿を間近で拝見しました。中には早稲田のためだけに勝つという言葉はあまりにも綺麗事だと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、それを軸に物事を考え実際に実力が伴っている人はなかなかいないのではないでしょうか。山口さんは背中でも結果でもチームを導いていて、真のリーダーとは山口さんみたいな人のことなのかなと感じています。いつもは舐め腐った後輩で申し訳ありませんが、本当はとっても尊敬しています。
明日はよろしくお願いいたします。
最後にはなりますが、明日よりユニバーシアードがドイツで開催されます。
早稲田大学からもたくさんの選手が出場いたします。ご声援のほど、よろしくお願いいたします。
長く拙い文章をここまでお読みくださりありがとうございました。
梅雨も終わり、酷暑が続いております。みなさま、どうぞご自愛ください。
それでは、おやすみなさい。