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2025FISUワールドユニバーシティゲームズ観戦記(7月24日)
駅伝監督の花田です。
ドイツに来て二日目となりますが、朝は気温は16度くらいで、木陰に入ると半袖では肌寒く感じます。
この日はモーニングセッションで佐々木が出場する3000mSC予選があるので、私はウォームアップの時間に合わせてサブトラックに到着。入口で佐々木とレースの打ち合わせを少しして、トラックの外からウォームアップを見守りました。
予選1組は、スタート直後から佐々木が先頭に立ってレースの主導権を握る展開となりました。アメリカの選手が佐々木についてきましたが、1000mを2分52秒で通過すると、佐々木の独走状態となりました。
予選は組で8着以内に入ればよいため、佐々木は予選通過を確信すると、最後は流す形でペースを落としました。ラスト1周で追い上げてきた選手には抜かれましたが、余裕を持って4着でゴールして決勝進出を決めました。
レース後に会って話を聞くと、決勝をイメージして前半は少し速いペースで入ったようですが、かなり余裕を持って走れたようです。明後日の決勝が楽しみです。
この日は当初は予定になかった男子5000m予選も行われ、鈴木琉胤が出場予定でしたが欠場となりました。
7月初めの日本選手権で足を痛めてしまい、26日に行われる決勝に向けて回復に努めてきましたが、現地入りしてチームドクターとも相談して欠場という判断に至りました。
この日は佐々木の付き添いとして行動して、私たちと一緒に佐々木の走りを見守る形となりました。
鈴木は今年の個人の一番の目標として、この大会を考えていましたので、彼の悔しさは計り知れません。レースには出場できませんでしたが、この場に来て見たこと、感じたことを糧として、さらなる飛躍を遂げるものと期待しています。