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2025FISUワールドユニバーシティゲームズ観戦記(7月26日)

駅伝監督の花田です。

この日は午前8時スタートでハーフマラソン決勝が行われました。競技場からは少し離れたケンナーダー湖沿いが会場で、サイクリング(ジョギング)コースを使った約5kmの周回コース。長方形に回る形でコーナーが多く道幅も狭いため、10分後スタートの女子の部に追いつくことも予想され、かなり走りにくいのではと感じるコースでした。私は競走部同級生でデュッセルドルフ在住の友人とともに、コースの真ん中のエリアを行き来する形で応援しました。

工藤はスタートしてまもなくするとペースアップしたようで、私たちが応援する5km地点のところではすでに単独トップを走っていて、2位集団とは20mほどの差をつけていました。

前半から飛び出して独走する工藤

その後も周回を重ねるごとに差を広げ、15kmを過ぎたあたりでは2位集団に30秒以上の差をつけて、最終周回(4周目)に入りました。ラスト5kmはややペースダウンして、ラストでかなり差は詰められましたが、見事に逃げ切って優勝!タイムは1時間2分29秒の大会新記録でした。

ゴール後、日の丸を持って記念撮影

日本チームは3位に上原琉翔選手(國學院大)、4位に馬場賢人選手(立教大)が入り、男子団体戦でも優勝となり、工藤は金メダル2つを獲得しました。また、女子も団体優勝で日本チームは大いに盛り上がりました。

個人表彰の様子。工藤は団体と合わせて2個の金メダル獲得

その興奮も醒めやらないまま、イブニングセッションで行われた佐々木の3000mSC決勝の応援へ。


佐々木は前半から果敢に先頭を走る攻めの走りを見せてくれました。結果は8分41秒53で7位入賞。春から東京世界陸上出場を目指して、障害レースを連戦して疲労が残る中でよく頑張ったと感じました。


今回、早稲田大学競走部から4名の選手たちがこの大会に参加して、多くの貴重な経験を積むことができました。この経験を活かして、今後も競技力とともに人間力も高めて、素晴らしいアスリートに成長してほしいです。