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川上恵麻:ありがとう

こんばんは。石原から引き継ぎました、トレーナーブロック4年の川上です。
最後に石原を紹介するチャンスができて、嬉しい限りです。
石原は私にとって恩人であり、尊敬できる友人であり、心強い存在です。石原と同期でなかったら確実に、今日このようにして部員日記を書いている自分はいなかったはずです。
石原のすごいところは、余裕の有無に関係なく他人の変化に気づくところです。私が一番辛かったとき、体調が良くなかったとき、モヤモヤしているとき、彼はいつも「なんかあった?大丈夫?」と声をかけ、私の話を真摯に聞き、受け入れてくれました。そしてその後も気にかけてくれました。怪我と闘う中、中々結果が出せずもがき続けている中でも、彼のこのような姿勢は変化しませんでした。
そして何よりも、私が選ぶ道に対して、偏見を持たずいつでも・誰よりも背中を押してくれました。彼を一言で表すワードが見つかりませんが、こんな人間は21年間で出会ったこともなければ、これからもあまり巡り合えないのではないかと思っています。常に謙虚で優しく、自分に正直でいて一生懸命な石原を尊敬しています。石原が「やり切った」と思える瞬間が来ることを心から願っているので、最後まで応援しています。
丸の内でのランチも楽しみです。今まで本当にありがとう。
4年生リレーということで、大学4年間で大切だと思ったこと、これからも大切にしたいことを綴ろうと思います。
自分を好きでいること、これが本当に大事だと思います。
「今日の自分、なんか良かったな。」そう思って寝ることができれば、心の余裕ができ、ポジティブに振る舞うこともできる。これは自分にとっても周囲にとってもwin-winなことです。
自分を好きでいるために重要なことの一つ目は、自分の弱みも受け容れてあげること。そうすれば他者と比較することもなくなり、嫉妬や怒りといったような疲れる感情が減る。結局は自分らしくいることが一番楽しく、そして周囲もその自分が一番良いと思ってくれているのではないかと感じます。
二つ目は、付き合う人を選ぶこと。「自分は周囲の平均」という言葉がありますが、その通りだと思います。自分の尊敬できる人、自分には無い強みや才能を持っている人と共にいれば影響を受け、考え方や行動に変化が現れます。逆に「こんな人になりたくない」と思っても、その人と長く時間を過ごせば、気づけば自分もそんなふうになってしまいます。尊敬できる人と長く時間を過ごすことで、なりたい自分に近づけるのではないでしょうか。
そして三つ目に、周囲の助言は(概ね)正しいということ。
鋭い評価をされたり、聞きたくない助言をされたりすると、チクっと来ます。しかし自分を客観視すると、それらの助言は筋の通っていることが多い。自分よりも人生経験が多い人こそ、他人を見る目が養われており、アドバイスは的確だと感じます。
一方で、アドバイスを聞くことは重要ですが、最後は自分の意志で選択を下すことが一番大事です。「誰かに言われたから」よりも、自分で悩み選択した理由があれば、失敗してもその過程は今後の糧となるし、何よりも責任感を持って昨日よりも良い自分になろうと道を歩めるはずです。
4年間、短距離のみんなと活動できたことをとても嬉しく思います。ほんとうにありがとう。
明日は、フィールドブロックの梅澤にお願いしました。
梅澤も私にとって恩人であり、競走部を通じて出会えたことを心から幸せに思っています。彼がどう思っているかは知りませんが、引退後も私は良き友としてお互いに良い影響を与えられたらと思っています! だからこうして最後に梅澤を紹介することができて、とっても嬉しいです。
梅澤の一番好きなところは、優しい心の持ち主なのにそれを自覚していないところ、です。だからなのか、少し尖っているところもあり、そこも彼の魅力だと思っています。
そしてもう一つ、彼の良いところは謙虚であり、人に感謝の気持ちを伝えられるところです。4年間、競走部で活動してきましたが、何度も梅澤の「ありがとう」という一言に救われました。もちろん、トレーナーは「ありがとう」と言われるために選手をサポートしているわけではないですが、やはり自身の存在意義や価値の見出し方を見失う場面もありました。そんな中、どんなに自身が苦しくても感謝の気持ちを声にしてくれる梅澤を私は尊敬しているし、4年間本当に感謝しています。これからも、梅澤らしく様々なフィールドで活躍している姿を見るのが楽しみです。私がへこんでいるとき、たくさんご飯に付き合ってくれてありがとう。また行こう! 本当にありがとう。
拙い文章となりましたが、お読みいただきありがとうございます。
暑さの厳しい日が続きますので、体調に気をつけてお過ごしください。それでは失礼します。