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部員日記

玄應瑞記 : 漢気

こんばんは。

西徹朗から引き継ぎましたトレーナーブロック4年の玄應です。

素敵な紹介を書いてくれてありがとう!昨日、4年生と歩いている時に「棚井はゼミが一緒だから紹介文がもう長くなっちゃった」と言われたので「私の方が思い出多いよね??」と謎のプライドから圧をかけてしまいました。

1年生の頃、徹朗は橋の下で必死にリハビリと補強をこなしていました。

何もわからない私は徹朗を必死に眺めていた記憶です。

徹朗と井上と授業は1番一緒にいた気がします。徹朗は、実技のテストをレポートで交渉しに行く井上さんとは裏腹に本当に何でもできます。そして教えてくれます。

他の部活の子たちからも「てっちゃん」と好かれています。大学で私と会うだけで「てっちゃんは?」と聞いてくるほどです。

徹朗と就活の話をしながらも、「陸上やめちゃうの?」と何度も聞いてしまいました。まだまだ西徹朗の陸上競技が見れることをとても嬉しく思います。浜辺からではありますが、何年でも待ってる1人でいたいと思っています。競技場にも足を運びますね!徹朗と話していると曇った心が飛んできます。いつまでも徹朗は徹朗でいてください。

 

本日まで菅平で合宿をしていました。4年間お世話になった菅平ともこれでお別れです。

本当においしいご飯と涼しい環境、様々な方のおかげで充実した5日間を過ごすことができました。日焼けが嫌いな私ですが、日焼けした肌もどこか恋しいです。

 

あと1週間ほどで同期が引退を迎えていくということに実感が湧きません。“大切なものは失ってから気づく”という言葉があるように、グラウンドから影がなくなった瞬間に初めて実感するのかもしれません。それくらい私にとって当たり前の存在でした。

 

そんなわけで、最後の菅平の「Last Night」は同期で(※)ソフトドック を食べに行きました。

※熱々の揚げパンの中にとても濃厚なソフトクリームが挟まっている、ここでしか食べられない競走部の中では定番の絶品スイーツです。

どこか懐かしく素敵な時間でした。


4年間を改めて振り返ると選手の皆さんに救われた瞬間が沢山ありました。ありきたりな言葉しか浮かばないのが悔しいですが、皆と出会えてアツくなれてよかったです。かけがえのない4年間を本当にありがとう。

 

そして今回の合宿では長距離と関わる機会もありました。競走部の好きなところは?と聞かれたら、短距離も長距離も男子も女子も皆で戦っているところだと答えます。

これは4年間トレーナーという皆さんの間に立たせていただいた私にとって変わらなかったことでした。主将の井上直紀と駅伝主将の山口智規の下、駆け抜けたトラックシーズン。忘れられないものとなりました。

ですが、まだまだこれからです。111代目は1月3日に大手町のゴールテープを切る瞬間まで続きます。私も戦い抜く準備と覚悟はできてます。

 

短距離の解散中もグラウンドに足を運び、長距離とジョグをしたりもしましたが、きつい以外の言葉は見つかりませんでした。秋頃には一緒に話しながら走ることを楽しいと思えるくらいになりたいです。

 

今回の部員日記が最後かもしれません。が、誰か心優しい後輩が回してくれるかもしれないという淡い期待を込めてこの辺にしておきます。

 

短距離の皆さんと関わる機会は減ってしまうかもしれませんが、グラウンドでも変わらず話かけてくれると嬉しいです。

 

明日は、副務の田中美雪にお願いしました。

4年間1番お世話になった人の1人かもしれません。最初にあった頃の記憶はほとんどありませんが、誰よりも責任感が強いです。何にも満足せず、頭を抱えている姿の方が多く見てきたかもしれません。選手1人1人に話題を持ちかけ、真摯に向き合う姿は真似しようと思っても簡単にできるものではありません。

2人で落ち込んでいた下級生のあの頃、美味しいご飯を食べて美雪の家に泊まるということをしてました。慰めあうわけでなく一緒にいるただそれだけです。慰めでも励ましでもない不思議と素敵な言葉をいつもかけてくれました。今となっては理由も覚えていませんが、美雪の家で泣いた日もあった記憶です。

練習の後には、よくご飯に誘ってくれます。就活があった時期は断ってしまってたこともありましたが、また是非ギルティーなものを食べに行きたいです。

美雪も、あと半年一緒に競走部に残ってくれるということでとても心強いです。

高尾山登山日に申し訳ありませんが、明日はよろしくお願いいたします。

 

毎回毎回拙い文章でしたが、4年間私の部員日記に時間をいただいた皆さんありがとうございました。

そして、もう少し競走部の中から競走部へ愛を注がせていただきたいです。

それでは、失礼します。