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宮﨑瑛子:誇り

こんばんは。伊藤から引き継ぎました、跳躍ブロック4年の宮﨑です。
凜は、優しさの中にもしっかりとした芯があって頼れる存在です。だからこそ私は、どんなときでも素直に正直な気持ちを打ち明けることができて、ずっと心の支えになっていました。
思ったこと、感じたこと、弱音も全部話してしまう私に、どんなときも嫌な顔ひとつせず耳を傾けてくれる凜が本当に大好きです。優しさに甘えてばかりだったかもしれないけれど、凜がいてくれたから、私は4年間を諦めずに乗り越えることができました。
一緒に同じチームで競技ができたこと、心から誇りに思っています。本当にありがとう。
引退がもう間近に控えて、4年間どうだった?そう聞かれてなんて答えるだろうと考えました。
「私はやっぱり陸上、棒高跳びが好きだけど、ずっと好きではなかったし、大変で辛かった。けどやっててよかった」
大きな結果を出すことはできなかったし、できないのが嫌で嫌で悔しくて、ポールを折ってやろうかと思いましたが、無理でした(高いです
「あー辛い」と思い、グラウンドで涙してしまうことも多かったですが、それでもピットに入ってポールは握っていました。
その時は嫌になっても、やっぱり跳びたいという気持ちがあったからだと感じます。
そんな時期も乗り越えられたのは、関わってくれたすべての人のおかげです。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
またそれぞれの役割や競技に葛藤しながらも、目標に向かってひたすら頑張る競走部のみんなに、何度も刺激を受けて背中を押されました。
何かに一生懸命向き合う人たちは本当に輝いていて素敵ですね。
そんな中で私も一緒に過ごすことができたこと、本当に貴重で、私の財産でした。
みんなから受け取るものは本当に多かったけど、私が何かみんなに与えられたかと思えば、正直よくわかりません。
結果で示せればよかったですが、できず悔しいです。
でも、自分にできることは何かを考えて、仲間の悩みや不安に耳を傾けて、誰かが心の内をこぼせる相手として、小さな変化に気づける人として、少しでも力になれればなと思っていました(なれてたかは分かりません)。
誰かの不安が少しでも軽くなったり、笑顔になれたり、そんな小さく些細な支えになれていたら、それだけで私は嬉しいですし、これからもなれたらと感じます。
そして最後に、みんなに伝えたいこと。
井上や4年生の何人かが日記で綴ってましたが
「自分の良いところ、強みを忘れないでほしい」ということです。
みんな本当にそれぞれ素敵な個性や才能を持った人ばかりです。
でも、周りのすごさに圧倒されて、自分の良さを見失ってしまうこともあると思います。
もちろん、課題や弱点に向き合うことは大事です。
だけど、それだけに集中しすぎると、自分の本来の強みまで見えなくなってしまう気がします。
だから、自分の「いいところ」もちゃんと大事にして、伸ばしていってほしいです。みんなすごいんだから!
そして、自分本位でいいから、ありのままの自分で競技に向き合ってほしいと思います。
自分らしく頑張る姿は、ちゃんと誰かに届いています。
ここで、みんなと一緒に頑張れたことが、私の誇りです。
引退まで、最後まで、やりきります。
フィールド合宿の写真です。
フィールドもこんな人数が増えました、みんなの活躍を心から祈ってます。
明日は、中距離ブロック4年の新田望にお願いしました。
新田にはこれまで本当にたくさん支えてもらいました。あの満面の笑顔は、どんなときも場の空気を明るくしてくれて、自然と私たちまで笑顔にしてくれます。
思うように競技ができない時間が続いて、きっと苦しかったと思います。それでも、今の自分にできることを考えて、静かに周りに気を配って行動する姿を見て、人としてのあたたかさを感じることが多かったです。目立つことは少なくても、そうやって誰かを支える存在って、チームにとって本当に大切だなと思います。
今までも、これからも、私はずっと新田の味方です。引退まであと少し。一緒に最後まで駆け抜けよう。
拙い文章となりましたが、最後までお読みいただきありがとうございます。
暑い日が続きますので、どうか体調に気をつけてお過ごしください。
それでは失礼します。