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白石幸誠:ひとつのチーム

こんばんは。久しぶりの部員日記です。
盛岡から引き継ぎました。競走部主務の白石幸誠です。
競走部のことを一緒に決めているときも、寮内の運営委員会で一緒に話し合いをしているときも、つい話の内容が重くなってしまうときみんなを笑顔にしてくれるのは盛岡です。
そんな盛岡の太ももには、いつもと言って良いほど、テーピングが巻かれていました。きっと、大会や記録会の盛岡の姿や写真を見たときにそう感じた方も多いと思います。思うように走れなくて苦しいことも多かったと思います。自分が走れないときでも、みんなに笑顔を振りまく姿、後輩にアドバイスをする姿、練習中にその背中を見て、カッコいいとずっと思っていました。
いじられているのか、褒められているのか、分かりませんが、素敵な紹介をありがとう。
(ちなみに、僕の今の体重は盛岡より5kg軽いです。あと、最近FRUITS ZIPPERのファンになりました)
今年は、競走部の短距離ブロック、長距離ブロック含めた全体の主務を務めさせていただきました。
「陸上競技はすべて100mが基本だ。」とよく高校の陸上部の先生に言われました。跳躍や投擲も助走のスピードが大切だし、長距離は100mの延長線上にある。100mが速くなければ勝てない。長距離だけ、駅伝だけではなく、短距離と長距離とが一緒になって、それが陸上競技であると。
だから、早稲田大学競走部に入部できて本当に良かったと思っています。
早稲田大学競走部は、寮も短距離部員、長距離部員が一緒に生活をしていますし、練習前には短距離部員、長距離部員関係なく全員で集合をします(駅伝強豪校にそんな大学はないと思います)。短距離、長距離それぞれのブロックが、刺激をし合いながら練習できる、まさに”陸上競技”を体現している部と言えると思います。今年のチームスローガン「One早稲田」も私たちの背中を押してくれました。
入学してから、長距離中心のサポートをしてきたので、正直これまで短距離の練習はなかなか見られていないところもありました。主務になって、短距離の練習にも行けて、事務的な仕事をしつつ応援もできて本当に楽しかったです。ただ、マネージャー陣はじめ、選手に迷惑をかけてしまったこともたくさんありました。本当に私もみんなに支えてもらいました。
明後日の早慶戦が終わったら、短距離ブロックは代替わりをするので、全体主務ではなく、駅伝主務になりますが、もう少し頑張ります。
明日は、女子主将の大川にお願いしました。
今や競走部の約3分の1は女子部員ですが、まとめあげてきたのが言うまでもなく大川です。一人一人と練習や試合の振り返りを話している姿は、競走部のお母さんみたいだなと思っていました。
主将の井上が授業や遠征でいないとき、大川が円陣で短距離部員に話をするのですが、その話を聞くのが個人的に楽しみでした。一番心に残っているのは、ゆで卵の話。ちょうど良い茹で時間のゆで卵が一番おいしいけれど、その好みは人それぞれ違う。陸上も、オーバーワーク(茹ですぎ)はダメだし、準備不足(茹でなさすぎ)でもダメ。自分に合った調整が必要だよね、という話だったと思います。早慶戦も近い今、改めて勉強になります。
深イイ話、明日の部員日記でも期待してます!笑
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、失礼します。