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山崎 望:さようなら先輩方、バイバイ同い年

※サムネイルは早慶戦の際に、慶應義塾體育會競走部の立見優空くんに撮影してもらいました。たつみちゃんありがとう!
こんばんは。
関口裕太から引き継ぎました、マネージャーブロック3年の山崎 望です。
関口が学年mtgで主将に立候補したとき、異論を唱える者は1人もいませんでした。
言うまでも無く圧巻の競技力に加えて、誰よりも臙脂に対して熱い男。
彼ほどその大役に相応しい人間は存在しません。
日本選手権100m決勝の日の夜。
コンビニに立ち寄ったので、3位入賞のご褒美に大好きなプリンを購入するのかなと思いましたが、一度手に取りながらも、『世界陸上が終わるまでは我慢する』とそっと棚に戻していました。
彼の競技者としての懸ける想いと覚悟が伺えた瞬間でした。
東京世界陸上の代表権獲得に向けて、残すは2試合。
彼は今、その内の1試合のために、単身スイスに遠征しています。
そんな大事なタイミングにもかかわらず、チームのことを最優先に考え、行動をしてくれている関口には頭が上がりません。
さあ、今日のスイスでの100mは、我々112代目のオープニングゲームでもあります。
連戦の疲労と馴れない環境下でのストレスもあるだろうけど、チームを勢いづける走り、頼んだぞ!
世界陸上、決めてこい!
本文に入る前に、まずは、4年生の先輩方。
4年間お疲れ様でした。
そして、3年間大変お世話になりました。
本当は先輩方1人1人との沢山の思い出を語りたいのですが、いくらスクロールしても終わりが来なくなってしまうため、心のうちに留めておくことにします。
全員が常に自分を『1人の後輩』として扱ってくれたこと。
周囲から見れば、ごく当たり前のことかもしれませんが、でもその当たり前が、自分にとっては何よりうれしいことでした。
正直寂しくてたまりませんが、
教わったことを発揮して、残してくれた想いを叶えて、最高の恩返しがしたい。
もちろん結果で恩返しできるのが一番だけれど、皆さんから『応援したい』『見守りたい』と思われる、魅力あふれる人間に、組織に、成長していきたいと思います。
来世はぜひ同期になりましょう。
競走部03世代、あと1年頑張ります!
最後に美雪さん。
直接言うのは恥ずかしいから、しれっとここに書いておきます。
競技会係に協賛担当にその他諸々も、何から何まで真似っこしちゃいましたね。
美雪さんならいつでも守ってくれる、そんな安心感がありました。
今は、親鳥から巣立つ雛のような気分です。
少しは立派になれたでしょうか。
ここまで育ててくれて、ありがとうございました。
あなたが先輩でいてくれて、あなたの後輩になれて本当によかった。
近いうちにまた南京亭で餃子1枚食べましょう。
まだまだお世話になります!
さて、先日行われた早慶戦を区切りに世代交代が行われ、競走部112代目で主務を務めさせていただくこととなりました。
至らぬ点も多くあることかと存じますが、精一杯頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
長い歴史と伝統のある競走部でこのようなポジションを与えていただき、素直に嬉しく思うと同時に、緊張感や責任の大きさを感じます。
入部してから、多くの方々に「日本一のチームには、日本一のスタッフがいる」と教わってきました。
選手のようにタイムや結果が目に見えるわけではないスタッフを、何をもって日本一と評価するかは難しいところです。
ただ主務として、まず一歩目に大切にするべきことは、誰よりもこのチームや仲間を愛することだと思います。
どんなに忙しくても、どんなにキツくなっても、この根幹だけは決して忘れずにやり抜きます。
『覇者で在れ』
泣いても笑ってもあと1年。
やっぱり勝って終わりたい。
みんなで日本一になろう。
明日は、女子主将を務める上島周子に渡します。
1年前、関東新人の200mと400mで2冠を果たし、表彰式を待ちながら2人でお喋りしていたことが、昨日のことのように思い出されます。
その走りはブレイクの予感を感じさせるものでしたが、まさか今シーズン、こんな特大ブレイクを果たすとは思いませんでした。
上島の良いところは、細やかな気配りができるところです。
労いのメッセージを送ってくれたり、遠征の際にわざわざ栄養ドリンクを渡してくれたり、離れた場所で試合に出ていた後輩の結果やメンタルを気にしていたり……。
その優しさを様々な場面で感じます。
また、彼女自身が苦しい思いを経験してきた分、いろいろな立場の人間に寄り添うことができる点が、今後女子主将を務めていく中で、大きな強みになると思います。
裕太も周子も、これから1年間、多くの困難に直面することになるだろうけれど、お互い助け合いながら頑張っていこう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
ここ数日間、不安定な天候が続いております。
皆様どうぞご自愛くださいませ。
それでは失礼いたします。