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部員日記

由井 響:バッテリー

こんにちは。

木村から引き継ぎました、短距離ブロック3年の由井響です。


授業でも、私生活でも、部活のことでもまず初めに木村に相談してしまうような気がします。それほど信頼しています。その木村が112代目の副務を務めます。それだけで112代目は絶対良いチームになる。そんな気がします。いや確信しています。

森田からの紹介では遠回しながらitoの弱さを晒されていましたが、それ以外の弱点は本当に見つかりません。性格も仕事っぷりも完璧です。

そんな木村は阪神ファン。私は巨人ファン。

伝統の一戦が行われる日の夜ご飯は若干ピリピリしますが、とても楽しく生活しています。

野球見に行こう!!!!



早いもので短距離の111代目としての活動は、先日の早慶戦で最後となり、8月12日から112代目としての活動が始まりました。そして、112代目では短短ブロックのブロック長を務めさせていただきます。



「112」

この数字には長い歴史と重みを感じます。

そして111代目で叶わなかった夢を112代目が背負い、果たす。そしてまた強くなる。

そんな決意を強く意識させてくれる数字でもあります。


代は一年に一度だけ重ねられる。

その積み重ねを111回も築き上げてくださった偉大な先輩方に恥じぬよう、私たちは団結し、ときにはぶつかり、そしてさらに大きくなり、最高な112代目を関口主将のもと、作り上げていきたいと思います。



同期の関口を関口主将と呼ぶのは新鮮で、まだ少し恥ずかしさも残ります。3年前、インターハイに出場することができなかった私は、関口が優勝したインターハイを、見学中だった早稲田大学のキャンパス内で見ていたことを今でも鮮明に覚えています。そして今、彼と同じチームでさらにはその大学で競技を行なっています。

軽々しく運命という言葉を口にしてはいけないとは思いますが、さすがにこれは運命ではないでしょうか。(笑)


そして3年間共に練習を重ね、富士北麓、新潟、平塚、岡山、数えきれないほどいろいろな地を一緒に訪れました。ですが、一度も記録も順位も勝った記憶はありません。どんどん成長していく関口を見て、「すごいなあ」という感情しか持てませんでした。

しかし今は短短のブロック長。負けているわけにはいきません。

関口が競走部の「エース」になるなら、

私が「キャッチャー」になればいい。

ふたりでバッテリーを組んで短距離を強くさせられる。

そんな存在になることができる。

いや、ならなければならないのだと気づきました。



111代目の頃の私は何を考えていたのでしょうか。

今シーズンの目標は、臙脂のユニフォームをきて対校戦で点を取ることでした。関東インカレを終え、ギリギリ目標を果たせた私は内心ホッとしていました。ですが、日本選手権で世界を目指して走る井上さんや関口をみて

「2点じゃ足りなくね?」

「点を取るだけでいいのか?」

そう思いました。


そんな中決まった

112代目のスローガン 


『覇者で在れ』


幹部のみんなが現在の部の状況を見て考えてくれたスローガンですが、私に求められているものでもある気がします。


「臙脂のユニフォームを着る以上、一位以外は許されない。」

井上さんが何度もおっしゃっていました。

必ず形にします。



最後に、早慶戦をもって引退された4年生の先輩方。4年間お疲れ様でした。本当にお世話になりました。4年生からは多くを学び、技術を身につけ、思い出をつくり、たくさんの経験をさせていただきました。本当に最高の111代目でした。


そして井上さん。

私は3年間井上さんの背中を追いかけて練習してきました。

特に今年は

「臙脂のユニフォームを着て同じレースを走りたい。」

「バトンを継なぎたい。」

その想いだけを支えに、走り続けてきました。

一緒に走ることは叶いませんでしたが、その一心だけでここまでやってくることができました。


まだ一緒に走ること諦めてないので、来年もどうぞよろしくお願いします(笑)

本当にお世話になりました。




明日は短距離ブロック3年、ハードルブロック長の平田にお願いしました。

平田は誰からも愛される名前の通りの存在です。

今年は冬からかなり怪我に悩まされ、大変なシーズンになっていると思います。

それでも日本インカレで試合に復帰した時にはみんなが自分のことのように喜んでいました。

今年の苦労はきっと、嵐の前の静けさ。

必ず大活躍を見せてくれます。

一緒に頑張ろう平田‼︎

そして明日はよろしく。



最後までお読みいただきありがとうございました。

暑い日が続きますので、体調を崩されませんようお気をつけください。

それでは失礼します。