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丹野優泉子:Everyday is all about me

こんばんは。
佐々木から引き継ぎました。
トレーナーブロック3年の丹野優泉子です。
彼の第一印象は、風に揺れるたんぽぽの綿毛みたいにふわふわした髪と、人懐っこい笑顔。
「これは間違いなく癒し系の好青年だ」
と、私は確信しました。いざ話してみるとその印象は180度かわり、なかなかの変わり者だと話し始めて5分も経たないうちに気付きました。
それ以来、私は自分の直感を信じられなくなりました。
同じ人間科学部なのでグラウンドの外で会う機会も多いのですが、彼の思考回路は常に斜め上を飛行しています。一見、意味不明な彼の言動も、よく聞くと妙な説得力がある時があり、地頭の良さを隠しきれていません。
その有り余る知性が、彼の跳躍の爆発力を生んでいるのかもしれません。そう思うことにします。
あと一年、文武両道一緒に頑張りましょう。1人は可哀想だから卒業式は一緒にでてあげるね。
この度、トレーナーブロック長を務めさせていただくことになりました。
私たちトレーナーは、自らの手でチームに点をもたらすことはできません。だからこそ、私はチームの勝利にどう貢献すべきか、自らの存在意義を常に問い続けています。
その問いの先に、私が辿り着いた答えは「選手の勝利を『偶然』ではなく『必然』にする」ということです。選手が自信を持ってスタートラインに立てるよう、最高の結果に繋がる土台を築くこと。それが私たちの役割だと考えています。
私たちの仕事の多くは、記録や数字には残りません。ですが、選手との対話から生まれる信頼関係や、些細な違和感を気軽に口に出せる空気感といった「目に見えないもの」の積み重ねこそが、チームの揺るぎない礎となると信じています。
もちろん、私一人では何もできません。心強い同期や後輩たちの力を借りながら、最高のサポート体制を作り上げていきたいです。
先日の早慶戦をもって、4年生の先輩方が競走部を引退されました。 入部してからずっと追いかけてきた大きな背中。その背中が見えなくなった今、ここからが私たちの本当の勝負なのだと、身が引き締まる思いです。先輩方、今まで本当にお世話になりました。
明日は、マネージャーブロック2年の眞下優音にお願いしました。
初めて見学に来た時、クールで仕事ができそうな好青年だな、と思ったのを覚えています。
やはり、私の直感は信用できないようです…
今では、グラウンドのどこにいても聞こえる眞下の計測はもはやチーム名物と言えるでしょう。その声と少し胡散臭い笑顔が、チームの雰囲気を明るくしてくれているのは間違いありません。ただ、魂が抜けた顔で虚空を見つめている姿をたまに目撃して少し心配です。 そんなしなしなになりながら頑張る眞下には今度美味しいご飯をご馳走してあげようと思います。
明日はよろしくお願いします。
まとまりのない文章となりましたが、最後までお読みいただきありがとうございます。
暑い日が続きますので、体調に気を付けてください。
それでは、失礼いたします。