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山田晃央:ご褒美時間

こんばんは。
桑原より引き継ぎました。長距離ブロック1年の山田晃央と申します。
マテウスの魅力といえば、やはりずば抜けた親しみやすさでしょうか。マテウス、マテ、マティ、マティちゃん、マテにゃん、大地、大ちゃんなど挙げればキリがないほどの愛称で呼ばれ、さらには数々の二つ名や異名を持ちます。マスコットキャラクターのようなルックスとは裏腹に、頭の賢さが垣間見えるワードセンスから繰り出されるボケにはいつも笑わせてもらっています。その親しみやすさは僕らだけでなく小さい子どもまでにも及びます。先日、合宿先で行われた陸上教室では、サインの行列ができるほどでした。花田監督、山口駅伝主将、名探偵工藤さん、そしてマテウスと早稲田の顔に匹敵する人気を誇っていました。数え切れないほどのサインを書いてきたそうです。一方で、私は1人にしかサインを頼まれることがなかったので活躍して追い抜こうと思います。そんなマテウスですが彼の部員日記にもあったように体が本当に絞れてきているんです。それに比例するように調子も右肩上がり。ネクストブレイク候補筆頭です。一緒にがんばるよ〜!
堀野とマテウスの個性が光りすぎていてクールな私は少し霞んでしまいます。
世間では、夏休みは終わり、暑かった夏もようやく終わりを迎えようとしています。ですが、私たち長距離ブロックの夏はまだまだ続きます。高地など涼しい環境での強化合宿を継続中です。これからの長い距離に向けた土台を作るための泥臭い、耐える練習が続きます。
では何をモチベーションに頑張るか。
もちろんチームの目標のため。箱根駅伝総合優勝。来月に迫った出雲駅伝。来る駅伝シーズンに向けて力を蓄えています。
そして自分の目標のため。三大駅伝での活躍。来シーズンでの飛躍。先輩同期に追いつき追い越すためです。
これらはもちろん大切です。しかし、何かが足りません。それはそう、「ご褒美時間」です。辛い苦しい練習を乗り越えて、美味しいご飯を食べること、綺麗な景色を見に行くこと、みんなで温泉に行くこと、夜に散歩に行くこと、カードゲームで戦り合うこと、ブランチを食べに行くこと、釣りに行くこと。そんな些細なことでいいんです。寮での日々や合宿中も、辛いことはたくさんあります。だからこそ、先輩方や同期たちと過ごすちょっとした「ご褒美時間」がとても好きです。
本日は、そんな中で夏休みの特大の「ご褒美時間」のUSJ旅行について書かせていただきます。一昨日、昨日とサムネイルの写真に使われている通り、合宿の合間の束の間の夏休みに堀野とマテウスの3人でUSJへ行ってきました。バスタ新宿を22時頃に出発し夜行バスに揺られ、その足でユニバに参戦しました。久しぶり、というか、初めて大学生をした気分で開演前からテンションは最高潮でした。
開門と同時にUSJの目玉である新エリア、ニンテンドーワールドのドンキーコングへとゴールを定めました。ところが、ここで問題発生です。後ろを見ると2人の姿がありません。陸上競技者たるもの、どんな時も1番でなければ負けを意味します。朝1番に、1番人気のアトラクションに、1番に乗る。これにどれほどの意味があることか。なのに2人は始めから勝負を諦めていたのです。私は悲しい気持ちになりました。
しかし、そんな気持ちを吹っ飛ばすほどに充実した1日を送ることができました。ノリノリだったのにも関わらず絶叫系アトラクションに乗ることにビビるマテウス、何か乗ったらターキーレッグを食べ、何か乗ったらチュロスを食べ、何か乗ったらドーナツを食べる堀野。私も初めてこんなにフードを食べました。さらには、フェスで盛り上がり全身頭からずぶ濡れになったり、クルーに人数を聞かれる際にマテウスがいるせいか"How many?"と聞かれたり。1日中笑いが絶えることがなかったです。忘れられない、いい思い出となりました。
明日は同じく長距離ブロック4年の須山さんにお願いしました。
須山さんの教職の授業の終わりと私の本キャンパスからの帰りが重なることがあり、日が暮れそうな頃に2人で走ることがあります。また、数少ない食べるのが遅い仲間として仲良くさせていただいています。ちなみに僅差ですが私の方が速いです。地元鹿児島の訛りがたまに顔を出し、話しているとかわいくて楽しいです。ご存知の方も多いと思いますが、須山さんは軽やかなバネのような、翼でも生えているのかと思わせる、しなやかな走りをされています。本当に綺麗です。よく走り方が似ていると言われますが、私の走りは須山さんほどバネバネしていないです。4年生はやはりすごいです。今シーズンこそ、待ちに待った最後の意地を見せてくれるでしょう。明日はよろしくお願いします!
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは失礼いたします。