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須山向陽:見て伝えること

こんばんは。山田晃央から引き継ぎました、長距離ブロック4年の須山向陽です。
晃央は腰の位置が高くて、左右差のない綺麗な走りが魅力的です。本人に伝えたことはないですが、走りの感覚が悪いなと感じるときは山田のフォームを動画で見て、イメージ作ってから走り出すことがあるほど僕の理想に近い走りをしています。そんな彼とは、合宿の食事を通して仲を深めています。普段は仲の良い同期の幸太郎と食事を共にすることが多いですが、食べるのが早すぎて食事を楽しめないので、食べるのが遅い晃央の隣に行って、一緒に食事を楽しんでいます。これからも合宿期間は残って一緒にご飯食べようね。あとどうでもいい話ですが、僕の名前は「向陽」で「ひなた」と読みますが、スマホの変換で「ひなた」と打っても「向陽」は出てこないので、いつも「こうよう」と打っています。
前回の部員日記から3ヶ月ほど空いたため、近況を書かせて頂きます。現在は、夏合宿にて練習を順調にこなすことが出来ています。正直、これまでの3年間と比べ物にならないほど走れていると思っています。というのも、2年生から悩まされてきた「左足の力が抜ける感覚」がほとんど無くなったからです。なぜ急に良くなったかは分かりませんが、フォームも格段に良くなりました。怪我の多い僕ですが、怪我をする気配はまだみえません!これからも練習を継続して、「須山が戻ってきた」と言われるような活躍をしたい思います。
5月に3週間、母校の鹿屋市立田崎中学校にて教育実習をしてきました。教育実習とはいえ、中学生という多感な時期に触れるため、生徒の人生を形作る1つのピースになるという認識を持ち、大学生ではなく1人の教員だという意識を持って実習に臨みました。そうして始まった教育実習。「生徒全員と話すこと」を大きな目標に定めて取り組みました。昼休みや休み時間、部活動の時間等、生徒と関われる時間を見つけては常に関わるようにしました。そこで学んだことが1つあります。それは、「見て伝えること」の大切さです。生徒たちと話をしていて、「今日の側転、前回の授業より上手くできてたよ」や「部活のときかっこよすぎて、クラスのときとは別人だった(笑)」のような会話をすると決まって嬉しそうな反応をしてくれました。思春期や反抗期の難しい時期だからこそ、誰かが見て伝えてあげることが大切だと分かった実習となりました。
「見て伝えること」は中学生に限らず、高校生、大学生、あるいは社会人になっても大切なことだと考えます。僕も最近のポイント練習の後に花田さんから「接地が良くなったね」と声をかけてもらいました。何気ない声掛けではありますが、僕からすれば選手が大勢同じポイント練習をしている中でしっかりと見てくれていたんだと認識できて嬉しくなりました。この部員日記を読んでくれている方も、身近な人や、同期、先輩や後輩に見ていることを伝えてみてはいかがでしょうか。きっと互いにプラスになると思います。
また、教員実習の最後、生徒達に「僕は箱根駅伝走るから、みんなも受験と部活後悔のないようにね。卒業式行くからお互い良い報告しよう。」と言ってこちらに戻ってきました。約束したからには残り数ヶ月、覚悟を持ってやり切ります。
そんな僕ですが来年から教員になります。
先生にとってはたくさんの生徒ですが、生徒にとってはたった1人の先生です。生徒1人1人をしっかりと見て、個性を伸ばしてあげられるような先生になりたいと思います。
明日は長距離ブロック1年の冨田拓臣にお願いしました。引き受けてくれてありがとう!
冨田は入学以降、継続して練習を積んでいて、タフさと安定感がみられる選手です。このタフさと安定感から夏は選抜合宿にも参加しており、秋以降の飛躍が楽しみに感じています。また彼とは部屋が同じなので、同じ部屋民として期待もしています。普段物静かな彼ですが、合宿でのコミュニケーション通して、思ったより笑ってくれるんだなと感じることがあります。普段物静かな人が笑ってくれると話してる側は謎の達成感があるのでこれからも適度に笑ってくれたら嬉しいです。あ、冨田は食べるの早いです( ; ; )
最後まで読んで頂きありがとうございました。
それでは失礼します。